【LINE】海外版LINEアカウントに切り替えて隠し機能を使う方法（iPhone編、海外電話番号取得）

現在使用中の日本版LINEアカウントを海外版LINEアカウントに変更するには、海外の電話番号でLINEログインすることが必要です（2014年10月現在）。

というわけで、一度LINEをログアウト（アンインストール）して、再ログインするときに、別途用意した海外の電話番号を入力するという手順で海外版LINEアカウントに切り替えます。

電話番号を変更しても、今までと同じアカウントを使うことができます。

また、同じ方法で電話番号をもとに戻すこともちゃんとできます。

※海外版スタンプを買いたいだけの場合は、VPNを使う方法を使ってください→「【LINE】海外限定スタンプを購入する方法（iPhone編）」

というわけで、とにかく「海外の電話番号」が必要になります。

ここで言う「海外の電話番号」とは、LINEのSMS認証ができればいいので、SMS（ショートメッセージサービス）が受信できればOKです。

ただ、多くの人は海外の電話番号なんて持っていないので、海外の電話番号を割り当ててくれる無料アプリを使って、SMSが受信できる海外の電話番号を取得します。

以前はそのような目的で海外の電話番号を取得する場合、HeyWireというアプリがよく使われていましたが、現在はLINE側に電話番号を拒否される場合が非常に多いようなので、今回はtextPlusというアプリを使います。

AppStoreからtextPlusをダウンロード・インストールします。

細かい設定をする

textPlusを起動すると、最初にいろいろなポップアップが表示され、細かい設定をすることになります。以下のように答えればすぐ終わります。

• 「"textPlus"は通知を送信します。よろしいですか？」で「OK」をタップ
• 「"textPlus"を使用していないときでも位置情報の利用を許可しますか？」では「許可しない」をタップ。
• 「textPlusでは、ようプッシュ通知を使用して、テキスト・通話の受信時に、お使いの携帯電話が「鳴る」ように設定することができます」と表示されるので「次へ」をタップ。

初期設定へ進む

「ログイン」ボタンと「サインアップ」ボタンの２つが表示されるので、「サインアップ」をタップします（コチラが初回用ボタン）。

ここから、textPlusの初期設定が始まります。

メールアドレス登録

メールアドレス登録が求められますが、ここで「電話番号でサインアップ」をタップすれば、この登録はスキップできます。

電話番号登録

電話番号登録も、「ユーザ名でサインアップ」をタップすれば、スキップできます。

ユーザー名登録

すると、ユーザー名登録画面が表示されます。

ここでは、国名は「日本」のままでOKで、ユーザー名を設定して、「続行」をタップしてください。

※「アカウントをユーザーネームで開設した場合は、パスワードはリセットできません」とあるように、メールアドレスも電話番号も登録していないので、運営側からの連絡手段がなく、パスワードリセットの連絡も受け取ることができません。textPlusを使い続ける場合は注意してください。

個人詳細設定

ユーザー名の設定が終わると、「個人詳細を追加」という画面が表示されます。

「名前」「誕生日」「パスワード」「性別」を入力して、「無料通話ができるように、textPlusが自分の連絡先内にある他のtextPlusユーザーを検索できるようにします」を「オフ」にします。

そうしたら、右上の「完了」をタップします。

※ 「"textPlus"がマイクへのアクセスを求めています」が表示されたら、「許可しない」をタップします。

すると、わかりにくい画面が表示されます。

ようこそ ○○
今すぐtextPlusをご利用いただけます。
textPlusでは、通話とテキストの送受信を無料でご提供するために、確認済みの連絡先を使用します。
確認手段が多いほど、自由度が上がります。
[詳細]
[入手できました]

「入手できました」ボタンが何を言っているかわからないので「詳細」をタップしてみると、「iOS - Verifying your Email Address」と表示されました。

そこから「←（左矢印）」をタップして戻ると、その表示は消えていたのでよしとします。

右下の「もっと」をタップして、アカウントの設定らしきものを開きます。

次に、歯車マークをタップして、設定を開きます。

一番上の「連絡先情報」をタップして、連絡先に関する設定画面を開きます。

すると、一番下に「お客様個人のtextPlus番号」というものが表示されています。

そこには、「(012) 345-6789」という形式の電話番号が表示されています。

これが、textPlusで取得できたアメリカの電話番号です（重要：この設定画面で電話番号をタップすると、一度だけ変更できる→電話番号が拒否された場合用）。

補足：アメリカの電話番号

これはアメリカの電話番号なので、最初の３ケタ（カッコの中）が area code になっています。

自分は最初に割り当てられたのが「830」だったので、テキサス州のものだとわかりました（参考：エリアコード、アメリカのエリアコード、Area Code Listing）。しかし、この後の手順で失敗したので、電話番号を変更して「NewYork」の「315」にしました。

電話番号が用意できたので、LINEに電話番号を登録します。しかし、LINEはログイン後の設定画面では電話番号を変更できないので、唯一電話番号を指定できる、ログイン直後の設定画面を使うために、LINEの再ログインを試みます。

アンインストール・再インストール

LINEアプリを一度削除し、インストールしなおしてください。

このとき、ログインに必要なメールアドレス・パスワード・PINコードの確認を忘れずに。

再ログイン

LINEを起動したら、「ログイン」から、LINEユーザーログインを行ってください。

このとき、メールアドレス・パスワード・PINコードでログインすると、電話番号を聞かれます（電話番号の前に「年齢確認」が行われる場合がありますが、「年齢確認をしない」で飛ばしてしまってください）。聞かれなかった場合も、「設定>アカウント>電話番号」から、電話番号設定画面へ進んでください。

textPlusで取得した電話番号を登録

その電話番号登録画面で「日本 (Japan)」をタップして「国選択」画面へ進み、割と上の方に表示されている「United States（アメリカのこと）」をタップして、戻るボタン（「＜」）で前の画面に戻ります。

そうしたら、「電話番号を入力して下さい」のところに、先ほど取得した電話番号を入力してください。

※このとき、「(012) 345-6789」と表示されていたものは、記号や空白を省略して「0123456789」と入力してください。

最後に「番号認証」をタップします。

SMS認証

「上記の番号にSMSで認証番号を送ります。電話番号を変更する場合はキャンセルボタンを押してください」と表示されるので、「OK」をタップしてください。

※ここで「不正な電話番号です」と表示された場合、電話番号がLINE運営に拒否されてしまっています。textPlusの電話番号を確認した画面に戻って、電話番号を変更してみてください（自分はこれだったのでNewYork、市外局番315に変更）。それでもダメだった場合は、textPlusを再インストールして登録し直すことで電話番号が再発行されるかと思います（未確認）。

すると、textPlusの受信ボックスに、「Plsease enter 9999 into LINE within the next 30 mins」というメッセージが「+1 (631) 892-3331」などから届きます。

もう一度LINEアプリに戻って、「認証番号を入力して下さい」に、その４ケタの番号を入力して「次へ」をタップしてください。

このSMS認証を通過すると、ほぼ完了です。

最後に友だち追加の設定が表示されるので、「友だち自動追加」「友達への追加を許可」ともに「オフ」にして「次へ」をタップします。

これで、海外の電話番号が登録され、海外版LINEアカウントが使えるようになりました。

日本語版LINEでは使うことのできない、いわゆる「隠し機能」「裏技」と呼ばれているような機能が利用可能になります。