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「LINE@」が個人向けにも開放され、LINE@アプリがリリースされました、しかし、いざ使おうとすると、「年齢認証」により、「LINE@」アカウントを作成できない人が相次いでいます。そこで、LINE@の年齢認証について紹介します。
目次
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「LINE@」の年齢認証
本家「LINE」アプリでは、一部の機能(ID検索など)を有効化するのに、年齢認証が必要でした。これは、青少年保護目的です。
しかし新しく開放された個人向け「LINE@」アカウントでは、アカウント作成時にその年齢認証が必須になっています。アカウント作成そのものを、これまた青少年保護目的で制限しています。「LINE@」は従来のLINEとはスタンスが異なり、「オープン」を前提としているため、LINEよりいっそう厳しくなっています。
年齢認証には対応したキャリア(au・docomo・SoftBank)の回線が必要
LINEにしろLINE@にしろ、「年齢認証」には、au・docomo・SoftBankの各社が提供する年齢確認機能が使用されます。
年齢確認機能では、各社が提供する契約者もしくは登録された携帯の利用者の年齢が使用されます。
そのため、誤魔化すことができません。この「誤魔化せない」が大切で、これによって「青少年保護」という目的での利用ができます。
もちろん完璧ではありませんが、年齢や生年月日を入力するだけのシステムでは、嘘を入力されればそれまでで、あまりに弱すぎます。
このような仕組みのため、この契約者の年齢を確認する機能を提供する会社【ではない】場合、年齢確認ができません。
SIMの年齢認証非対応エラー
そんなこんなの理由があって、上記の年齢確認機能を提供していないMVNO各社のSIMカード(格安SIM・格安スマホと呼ばれるスマホが使用する回線として有名)を挿入していたり、そもそもSIMカードを挿入していないiPodなどでは、次のエラーが出てしまいます。
年齢認証が必要です。認証可能なSIMカードを挿入してください。
MVNOの場合
この「年齢確認機能」は、あくまで「契約者」の情報を使用します。なので、docomoの回線を借りてサービスを提供している日本通信のようなMVNOであっても、docomoのシステムを使用することはできず、次のエラーになってしまいます。
本サービスはドコモの回線をお持ちの方向けのサービスです。お客さまのdocomo IDはドコモの電話番号登録がなされていないため、本サービスをご利用いただけません。
これは、一見ドコモが意地悪をしているようですが、本来MVNO各社が提供するべき「青少年保護のための年齢確認サービス」なので、MVNOに改善を要望するべきものです。
また、LINEもLINEで、青少年保護目的の年齢認証サービスを使用して年齢確認をする努力をしている以上、(基本的に)MVNOを下手に例外扱いする訳にもいきません(もちろんそういう方針も考えられますが、MVNOでの年齢確認を許さないLINEの立場を考慮すべきです。他社が提供する年齢確認機能と同レベルの機能が提供されれば、対応してくれるのではないでしょうか)。
LINE@を利用したいのならau・docomo・SoftBankで
というわけで、MVNOや、iPodなどのSIM無し端末では、LINE@は使用できません。
本家LINEのID検索ができない、というのは、URLを使うといった代替手段が案内できたのですが、LINE@の場合は、そうはいきません。
そのため、LINE@を利用・運用したい場合には、au・docomo・SoftBankで契約したスマートフォンを調達するようにしてください。
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