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Windowsが作成する「System Volume Information」に対するアクセス権限の問題で、Dropboxがそのフォルダを同期できず、タスクトレイのDropboxアイコンがずっと「『System Volume Information』を同期できません(アクセスが拒否されました)」になってしまい、決して動機が完了しない状態になってしまっていました。つまり、同期完了をアイコンで確認できない不便な状況でした。そこで今回は、このようなアクセスが拒否されて動機が完了しない状態であっても、ちゃんと「同期完了」表示にするにはどうすればいいか、を頑張ってみたので、方法を紹介します。System Volume Informationフォルダにかぎらず、「アクセスが拒否されました」というエラー全般に使える対策方法です。
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System Volume Informationが現れた原因
どうしてSystem Volume InfromationフォルダがDropboxフォルダの中にあるかというと、仮想ドライブを作成しているからです(のはず)。ただ、全PCで仮想ドライブ化しているものの、1PCでしかこの問題、というかSystem Volume Informationフォルダが発生していないので、詳細不明です。
問題
System Volume Informationフォルダの中身を読み出すことができないため、タスクトレイのDropboxアイコンにマウスオーバーすると、
「System Volume Information」を同期できません(アクセスが拒否されました)
というエラー状態になってしまいます。
そしてこのエラーは、常に発生し続けるため、Dropboxアイコンの表示が、同期完了になってくれません。
つまり、動機が完了したかどうかをアイコンで確認することができない、役立たず状態になってしまうのです。
同期除外はできない
Dropboxでは、選択同期という機能があり、同期するフォルダを選択して、不要なフォルダを同期しない、ということができます。
しかしこれは、Dropbox上に存在しているフォルダをダウンロードしない、という意味であり、手元のフォルダをアップロードしない、というものではありません。なので、System Volume Informationを同期対象から外すのには利用できません。
ただし、これが対策のヒントとなりました。
対策
今回実施した対策では、まずDropboxにウェブブラウザからログインして、自ら「System Volume Information」という同名フォルダを新規作成していまいます。
すると、選択型同期の設定対象フォルダに「System Volume Information」が表示されるようになるので、ここで「オフ」にします。
しかし、これでもまだダメなので、同期を一時停止して、再有効化しました。
すると、System Volume Informationフォルダの同期を実行しようすること自体がなくなり、アクセスが拒否されることもなくなります。
こうして、System Volume Informationフォルダにアクセス出来ない状況下のまま、ちゃんと同期完了の表示ができるようになりました。
余計なフォルダができてしまったのは残念ですが、対象フォルダが少なければまぁ悪く無いかと。ちなみに、Sysmtem Volume Informationフォルダを削除する、という対策を最初は検討していたのですが、どうも消えても復活してしまい、設定上そもそもどうして出現しているのかわからない状態だったので、さっさとあきらめました。
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