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マルチディスプレイ環境で、Chromeの動作の重さが気になっていました。以前から、高速化に効果がありそうな設定や、拡張機能・プラグインのアンインストール・見直しをしてきたのですが、抜本的な解決には至りませんでした(効果がほとんどわからない程度だったり、逆に重くなったり)。そして今回、重くなる原因を見つけ、実際に高速化(軽量化)することができました。同じ原因の人もいるかと思うので紹介しておきます。
目次
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Chromeが重い
マルチディスプレイのマシンで、Chromeが重い症状に悩まされていました。
※ここで「マルチディスプレイ」がどこまで関係しているのかははっきりしませんが、とりあえずChromeウィンドウ・タブをたくさん開くことにより、負荷が増えている(積み重なっている)、というのがまずあると思います。
以下、典型的な症状です。
タブ切り替えが遅い
Chromeのタブをショートカットで切り替えたり、クリックで切り替えるとき、タブが切り替わるのが遅く、なかなかタブ(ページ)の内容が表示されません。
タブを切り替えると、真っ白なページが表示され、少し遅れてページ内容が表示されます。
これにより、ショートカットで何個か隣のタブに移動しようとなると、その遅さが積み重なって、かなりのストレスになります。
文字入力が重い
もうひとつ大きな問題が、キーボードからの文字入力が、遅れて反映されるという問題です。
文字を入力していると、キーを押してからワンテンポ遅れて、入力文字が入力欄に追加されていきます。なので、素早い入力を続けると、キーボードで入力している文章と、実際にChromeの入力欄に表示されている文章にだんだん差が付き、漢字変換するためにスペースキーを押しても、なかなか変換候補が表示されないという問題が起こります。
また、これにより、操作ミスも増えます。
タブ取り出し後の再描画が遅い
Chromeでは、タブをドラッグすることで、ウィンドウの外に出したり、ウィンドウの中に結合することができます。
このとき、ウィンドウの再描画をするわけですが、その途中に少し止まってしまうなど、重たくなる症状が発生します。
タブ周辺が透明になる(描画失敗)
もっと重症なところだと、Chromeのタブを表示するエリアの上部の狭い部分やタブより右からバツボタンまで、つまり画面右上部分が正しく描画されず透明になり、デスクトップが透けて見える状態になってしまいます。
対策:調子を確かめながらOS再インストール
というわけで、前回のOS再インストール時には、OSのクリーンインストール直後にChromeがすいすい動作することを確認した後、少しずつアプリやドライバを増やしつつ、Chromeの動作が重くなっていないかを確認していきました。
その結果、カスペルスキーをインストールした直後、Chromeが重くなったことに気が付きました。
確認:削除してみる
さらに、その後少し環境構築作業をそのまま進めた後に、試しにカスペルスキーをアンインストールしてみると、そのChromeの重さは解決される、ということが分かりました。
原因判明
というわけで、「カスペルスキーのインストール」が「Chromeの重さの原因」担っていることがわかりました。
これだけでは、カスペルスキーが悪いのか、Chromeが悪いのか、その他の部分が悪いのかさっぱりわかりませんが、とりあえずカスペルスキーを別のウイルス対策ソフトに変更する、というのが簡単に挑戦できそうな対策です。
また、カスペルスキーを使っていない人も、Chromeが重いと思ったら、利用中のウイルス対策ソフトが原因ではないか、と疑ってみてください。ちなみに、「停止」するだけでは症状は改善されず「アンインストール」を試してみることをおすすめします。
解決策はこれから
というわけで、代わりになるウイルス対策ソフトを探してみたいところなのですが、まだライセンスが500日以上残っているので、カスペルスキーの設定などで解決しないかを探ってみようかと思います。
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