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WordPressのディレクトリを丸ごとgitで管理しようとした際に、 .gitレポジトリには入れたくないファイルが多数存在することに気が付きました。プラグインごとに保存している大量のキャッシュなどがそうです。そこで、git addした際に、現在の.gitignoreでどんなファイルがaddされるかを確認しながら、.gitignoreに少しずつ追加していくことにしました。そのときの話を。
目次
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「dry run (ドラインラン)」とは
このコマンドを実行したら、どんなことが起こるのかを事前に確認する「予行演習」のような仮実行のことを、「dry run(ドラインラン)」と呼びます。
git add の dry run
git add でこの dry run を実行するためには、「-n」オプションを使用します。
$ git add -n .
これを実行すると、「add 'wp-includes/js/wplink.js'」のような行が、1ファイルずつ、表示されます。
.gitignore の適用結果を確認する
これにより、.gitignoreが適用された結果、つまり、addされる全ファイルを事前確認することができます。
実行すると、だーっと結果が出るのですが、キャッシュファイルがあると、大量に連続出力されるため、気が付くことができます。
利用例
また、他にも、以下の様な方法が、参考になります。
$ git add -n . | less
閲覧したり検索するためには、例えば「$ git add -n . | less」で、lessコマンドに流してあげたりすることで、確認できます。
この状態で、「cache」や「tmp」で検索します(手順例:「/」を押してから「cache」と入力してEnterキー)。
$ git add -n . | wc -l
「$ git add -n . | wc -l」とすると、出力の行数を確認できます。つまり、addされるファイル数です。
.gitignoreの参考
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