LINEの仕組み from did2memo.net

LINEの仕組みや使い方などについて詳しく解説します

LINEのタイムラインにニュースが強制表示されユーザーから不満の声続出中

LINE (1601) LINE-Android (216) LINE-iPhone (444) LINE-タイムライン (116)

LINEのタイムラインの上部に、ニュースが表示されるようになりました。「見られるようになった!」という前向きなニュース記事もあったりしますが、正直この変更については、「スクロールしないとタイムラインの本来の内容(=友だちの投稿)が見られないようになってしまった」という見方をするユーザーが多く、不満の声が次々上がっています。今日はLINEの背景に桜が降ることばかりが世間的には話題になっていますが、その裏側で、タイムラインをヘビーに使っている若い層のLINEユーザーからは、この機能追加に注目が集まっており、不満の声が続出しています。

ただでさえ、タイムラインに見たくもない広告が表示されたことで、不満に満ちていたタイムラインユーザー。そこにさらに「ファーストビューをニュースで占拠する」新機能を投入した形です。

naver-line-timeline-news-users-screen-sample

※不満を持ってこのページを開いた方には非常に残念なお知らせですが、現状、このニュース表示を非表示にする方法(設定)は用意されていない">このニュース表示を非表示にする方法(設定)は用意されていないようです。 →→→ 非表示に切り替えることが出来るようになりました

変更後のタイムライン

現在、Android・iPhoneともに、タイムラインを開いた直後の一番上の部分に、ニュースの一覧が表示されるようになっています。

naver-line-timeline-news-users-screen-sample

ユーザーの不満の声

これにより、「タイムライン画面を開いても、関係の無いニュース一覧と、見たくもない広告しか見えない」という声が発生するわけです。

「新機能追加!タイムライン画面で確認できるように!」みたいなニュース記事を除いて、実際のユーザーの声を集めてみれば不満ばかりが見つかります。「消し方は?消せないの?」系のツイートも多いです。

それもそうですよね、今までタイムライン画面にアクセスしていた目的を邪魔するものが一番上の部分をがっつり占拠するようになったのですから。

「LINEのトーク背景に桜追加」に対するユーザーのリプライ

その「不満爆発」具合は、LINEのトーク背景に桜が追加されたことを知らせる和やかなツイートへのユーザーの反応を見ることでも感じることができます。

追加:LINE NEWS編集者の人のツイート

純粋に「便利!」というツイートが見つかりました。

もしかして、と思ってプロフィールを見てみると、LINE NEWSの中の人でした。。。(プロフィールに「LINE NEWS編集者」の文字)

じわじわ改善される?

とはいうものの、このタイプの不満の有無には「想定していたものが得られない」という「想定」が重要で、今後「ニュースが表示されている」ということを織り込んで利用するようになれば、「ニュースを見るために開く」という使い方が生まれて、多少は不満が和らぐかと思います。

また、今回掲載した画像のような、完全にファーストビューをニュースと広告で占拠してしまうことがないような変更や、消せる設定が、今後加わるかも知れません。

LINE@・公式アカウントなどを運用している企業・店舗に悪影響?

この変更により、今まで一番上に表示されていた、最新のタイムライン投稿が、下へ追いやられました

この影響で、LINEのタイムライン機能を利用して宣伝していた店舗や、企業のキャンペーンに悪影響が発生するのではないか、気になります。

LINE CONFERENCE TOKYO 2016 を思い出す

それにしても、つい先日の「LINE CONFERENCE TOKYO 2016 (2016/03/24)」の発表での発言を思い出さずにはいられません。

LINE CONFERENCE TOKYO 2016 の LINE LIVE 配信動画 の1時間39分ごろの、LINE AD Platform の締めくくりとして、次のように発言されています(正確な文脈は動画を見てください)。

次は、BtoC、人とビジネスとのコミュニケーションが、変わる番ではないかと思っております。

そしてこれまで、広告と言えば無料メディアを支えるための必要悪とみなされがちだったんですけれども、LINEの中ではそのように考えておりません

これまで述べてきたようなRelevance、ユーザーさんにとって見たいもの、興味のありそうなもの、アクションしていただけそうなもの、役に立ちそうなもの、楽しんでいただけそうなものそういったものを、広告の中に盛り込んでいくこともできる限り追求し、 今日特にこちらにいらっしゃっている広告主、あるいは、今LIVEをご覧いただいている広告主の皆さんとは、 これまでの「無料メディアを支える必要悪」、ユーザーから見たら「見たくもないけど、まぁしょうがないから見てやるか」といったような広告のイメージ、こういったものを塗り替えて、まぁ、アドブロッキングというのも業界の中では騒がしいですが、そういったような古い広告観を打ち破って、新しい広告観を一緒に作ってまいりたいと思います

私からのプレゼン、以上になります。(拍手)

当日生中継で「広告と言えば無料メディアを支えるための必要悪とみなされがちだったんですけれども、LINEの中ではそのように考えておりません」の部分を聞いていて、私はこの時点で、タイムライン広告に対する「読みたくもないものを見せるな」という不満の声や、消し方を調べるユーザーの姿を多数、目にしていたので、「LINEタイムラインの広告についてはどう考えているんだ?」ととても引っ掛かかったのを、今回のタイムラインへのニュース一覧追加、広告によるコンテンツの完全押し出しを見て、思い出しました。

関連記事

コメント(0)

新しいコメントを投稿