iPhone 7 にイヤホンジャックが搭載されないことが発表され、ワイヤレスイヤホン（Bluetoothイヤホン）に注目が集まっています。その一方で、「iPhone 7 にはイヤホンが同梱しない」「iPhone 7 にはイヤホンが付属しなくなった」という声も見かけるようになりました。

この件について解説します。

「イヤホンが付属しない」の噂

iPhone 7 が発表されて以降、「イヤホンが付属しないらしい」という話が広まっています。

iPhone7ってイヤホン付属じゃないってのを今日知って、だから本体価格が安いのかと辻褄が合ったような気がした(多分)
— かい (@ab1229_sk) 2016年9月9日

iPhone 7 にイヤホンが同梱しないって本当？

結論から言うと、iPhone 7 にもイヤホンが同梱します。

「同梱しない」「別売り」と話題になったのは、新発売の「ワイヤレスイヤホン（AirPods）」のことです。

「有線」のイヤホンは、従来通り同梱されます。

ここで、「あれ？イヤホンジャック無くなったから使えなくなったんじゃないの？」と思うかもしれませんが、今回のiPhone7には、電源端子（Lightning端子）からイヤホンジャックに変換する変換ケーブルが付属します。

さらにそれを知って、「何それ変換ケーブル必須とか面倒」と思うかも知れません。

しかし、先ほど「有線」とは言いましたが、実は付属するイヤホンは「イヤホンジャックに挿す（ステレオミニプラグ）」イヤホンではなく、「電源ケーブルを挿すところに差せる」タイプのイヤホンとなります。

先ほど説明したとおり、「ワイヤレスイヤホンが付属しない」という話が、無意識のうちに「（有線も含め）『イヤホン』は付属しない」という解釈になってしまったようです。

また、「Lightning端子→イヤホン端子用の変換アダプタ」が同梱されることにばかり注目が集まり、そもそもLightning接続（充電端子接続）できる純正イヤホンが同梱されることが忘れられてしまっているようです。