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イヤホンジャックが廃止された iPhone 7 に「ワイヤレスイヤホン(AirPods)」は同梱しませんが、「Lightning接続(充電端子接続)のイヤホン」は同梱されます。
この「Lightning接続のイヤホン」という存在を耳にして、今までのiPhoneでも使えるのか、が気になりました。
特に、「Lightning端子からイヤホンジャックへの変換ケーブル」については、もともとそんなことが可能だったの?と思ってしまいます。
iPhone 7 と iPhone 7 Plus だけ特別なのか、今までのiPhoneでは使えるのか使えないのか、についてここに書いておきます。
目次
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Lightning端子の純正イヤホンは過去のiPhoneにも対応
iPhone7に同梱されるイヤホン「EarPods with Lightning Connector」はアクセサリとして単品販売もされており、その購入ページには、次の通り、以下の対応iPhone一覧が掲載されています。
- iPhone 5
- iPhone 5c
- iPhone 5s
- iPhone SE
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
この通り、iPhone 7 より前のiPhoneでも、Lightning端子接続の純正イヤホンを使うことができるようなのです。
よくよく考えればそれもその通りで、新しく開発したイヤホン側が、Lightning接続側に合わせればよいのです。
Lightning接続は、電源ケーブルとしてだけでなく、データの送受信もできるので、音楽の送信もできて当然です。
Lightning接続→イヤホンジャック変換ケーブルも過去のiPhoneに対応
しかし、Lightning接続からイヤホンジャックに変換するケーブルは、ケーブル自体のシンプルさからして、Lightning端子側がある程度頑張ってくれる必要があります。
なので、こちらは、「iPhone 7 / iPhone 7 Plus」以外非対応だったりするのかなぁ、と思いきや、こちらの販売ページの互換性表示にも、以下の通り記載されていました。
- iPhone 5
- iPhone 5c
- iPhone 5s
- iPhone SE
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
つまり、今までのiPhoneのLightning端子も、ケーブルさえ購入すれば、イヤホン端子に変換することができるようです。
ただ、過去の機種であれば、もとからイヤホンジャックがあるため、このケーブルが使えて嬉しい人はなかなか居ないように思えます。
普通はイヤホンジャックが2つあっても全く役に立たないような気もしますが(そもそも同時に使えるのかも不明)、マイクとイヤホンを同時接続したり、イヤホンジャックに接続して使えるタイプの追加ボタンのようなガジェットをつなげつつ、イヤホンはイヤホンとして使う、なんてことができるようになって嬉しい人も居るかもしれません。
iOS 10 へのアップデートが必要?
過去のiPhoneのLightning端子でも、うまく制御すればばっちりイヤホン端子として動くんだなぁ、と思いつつ、その「うまく制御すれば」の部分と関係しそうな記述が、両方のアクセサリの販売ページにある「システム条件」という項目に書かれていました。
システム条件
iPod touch、iPad、iPhoneなど、Lightningコネクタを搭載し、iOS 10以降に対応するすべてのデバイスで使えます。 (引用元)
「iOS 10以降に対応する」と書いてあるのみで、「iOS 10へのアップデートが必要」とは書かれていないため、はっきりとしたことはこのページからは分かりませんが、変換ケーブルを利用するに当たって、iOS10へのアップデートが必要となる可能性がありそうです。
この点は、実際にイヤホンや変換ケーブルを流用しようと考えている人は、注意が必要かも知れません。
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