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iPhone 7 Plusのカメラ機能を試したユーザーの声まとめと機能改善メモ

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iPhone 7 Plusのカメラ機能は、2つのレンズを搭載したことが大きな話題となっています。

今まで、さまざまなメディアでそのカメラ機能が紹介されてきましたが、本日の発売から、一般ユーザーの率直な意見や、素朴な撮影例を見ることが出来るようになりました。

そこでここでは、iPhone 7 Plusのカメラを実際に利用したユーザーの声をまとめてみます。

また、そこにちょこちょこ解説を挟んでおきます。

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iPhone 7 Plus利用ユーザーの声

iPhone 7 Plus について、ユーザーの声が続々上がってきています(ちょっと印象として、カメラへの言及が少ない気はしますが)

とにかく「綺麗」「すごい」

「きれい」という感想が最も目立ちます。

ズームが便利

光学2倍ズームが便利、との声。ただし、後述の「付録」には注意です。

光学2倍のおかげで、焦点距離56mm(35mmフィルム換算)からのデジタルズームとなって、従来デジタルズーム5倍だったものが、iPhone 7 / 7 Plus ではデジタルズーム10倍となっており、かなり寄れる(大きくズームできる)ようになっています。

被写界深度エフェクト

ただし、話題の「被写界深度エフェクト」は、10月のOSアップデートで対応です。

カメラの切り替え分からない

夜が綺麗にとれる

夜(暗いところ)が綺麗にとれる、というのは、レンズがf/1.8を積んでいることの影響がありそうです(F値は、レンズの「明るさ」「単位時間あたりに光を取り込める量」のような数値で、小さいほど明るくなります)

今までのiPhone 6、iPhone 6s、iPhone SEは、f/2.2でした。

背景のボケがいい

ここも、f/1.8効果があるのかな?と思います。

光学手ぶれ補正・ズーム時の挙動について

※「IS」は「Image Stabilizer / Image Stabilization」の略で、手ぶれ補正機構のことです。

iPhone 7よりiPhone 7 Plusのほうがきれい

付録:「光学2倍ズーム」について

「光学2倍ズーム」と言われていますが、実際のところは2つのレンズが搭載されており、それがそれぞれ35mmフィルム換算で焦点距離28mmと56mmであって、この2つのレンズをそれぞれ広角端・望遠端としたときの倍率を「光学2倍」と言っているようです。

なので、iPhone 7 Plus では、28mm~56mmの間は、広角用レンズ(28mm)を使ったデジタルズームでズームして、56mmまでズームした段階で望遠用レンズ(56mm)に切り替わり、そこから先は、その望遠用レンズを使ったデジタルズームで10倍デジタルズームを行う、という挙動のようです。

これは、一般的な「光学2倍デジタル10倍」と表記されたデジタルカメラとは異なる挙動で、かなり違和感があります。デジタルカメラなら、28mm~56mmの間も、デジタルズームは利用しないはずですので。

この挙動に気が付いているユーザーの声も。

ズームレンズではない(=単焦点レンズ)なので、それでも実行できる「ズーム」は、すべてデジタルズームとレンズ切り替え、ということになります。

ただし、逆に単なるデジタルズームでもないため、うまく伝えるのも難しい、というわけです。

とはいえ、56mmからデジタルズームが始まる、という部分については画質が綺麗になる1要素かと思います。

参考

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