スポンサーリンク
iPhoneが完全にフリーズしてしまった場合、電源ボタンを押しても反応せず、電源が切れなくなってしまう場合があります。
そんな完全にiPhoneが操作できない状態からでも強制的に再起動する方法が用意されています。その手順を紹介します。
iPhoneには現在3種類の強制再起動の手順があります。どの方法で再起動できるのかは、iPhoneの機種によって異なるので、「前に使えた方法で強制再起動できない」といった問題も発生しがちです。
今回は、そのすべての強制的に再起動する手順を紹介します(2018年1月更新)。
目次
スポンサーリンク
iPhoneを普通に再起動する方法は...
通常、強制再起動の操作をする必要はありません。
iPhone本体を再起動したいのであれば、電源ボタンを長押ししてからスライドさせる、通常の再起動手順を使うようにしてください。
強制再起動が必要なのは、通常の再起動の操作ができない、iPhoneが完全に固まってしまったときなどのみです。
強制再起動の手順1:iPhone X、iPhone 8 の場合
最新のiPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plusの場合は、次の操作を、上から順番に素早く実行してください:
- 1.「音量を上げるボタン」を押す
- 2.「音量を上げるボタン」をすぐはなす
- 3.「音量を下げるボタン」を押す
- 4.「音量を下げるボタン」をすぐはなす
- 5.「電源ボタン」をAppleのロゴが表示されるまでずっと押し続ける
3つのボタンを順番に操作するため、隠しコマンドを入力しているかのような方法です。
強制再起動の手順2:iPhone 7 の場合
iPhone 7およびiPhone 7 Plusは、また特別な手順が必要です。
- 「電源ボタン」と「音量を下げるボタン」の両方を同時にAppleのロゴが表示されるまでずっと押し続ける
こちらはシンプルですが、「電源ボタン」と「音量を下げるボタン」という組合せを間違えないようにしてください。ホームボタンは使いません。
強制再起動の手順3:iPhone 6s、iPhone SE 以前、iPad、iPod touch の場合
iPhone 6sやiPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5、iPhone SEなどの古めのiPhoneや、iPad・iPod touchなどの場合は、次の手順で強制再起動をすることができます:
- 「電源ボタン」と「ホームボタン」の両方を同時にAppleのロゴが表示されるまでずっと押し続ける
ホームボタンを使うのがポイントです。
ずっとこの方法が強制再起動の方法だったため、iPhone 7やiPhone Xでもこの方法を試そうとしてしまって、「できない」「iPhone Xにはホームボタンがない」など困ってしまうケースが多発しています。
強制的に再起動する方法がiPhone 7から変わった理由
このような変更が行われたのには、分かりやすい理由があります。
それは、iPhone 7から、ホームボタンが物理的にヘコむボタンではなく、「押すと振動する」タイプのボタンになり、物理的にヘコまなくなってしまったから、です。
強制再起動したいような状況の場合、その「ボタンを押した」ということを認識/フィードバック(振動)するiOS自体が正しく動作していない可能性があります。
ただ、iPhone 8以降さらに変更されているため、「強制再起動できない」と困ってしまわないように、注意してください。
関連
スポンサーリンク
スポンサーリンク