スポンサーリンク
Google Analyticsを見ていたところ、参照元(Referer)が「***.cdn.ampproject.org/v/***」となっているアクセスがあることに気が付きました。
そのリファラとなっているページにアクセスしても、「Google 404. That's an error. The requested URL ... was not found on this server. That's all we know.」という404ページが表示されるのみでした。
この流入元サイトについて調べたことをメモしておきます。
スポンサーリンク
リファラの例
後の実験から取り出したRefererですが、今回話題にしたいのは、次のようなReferer URLです。
https://www-asahi-com.cdn.ampproject.org/v/www.asahi.com/amp/articles/ASK544TZ6K54PTFC009.html?amp_js_v=9
特徴は、前半部分に「www-asahi-com」後半部分にも「www.asahi.com」という、生地そのものを表しそうなドメインがあ瑠ものの、その間に「.cdn.ampproject.org/v/」という部分が挟まっている点です。
リファラから推定されるURL
このような形式のURLを見ると、「/v/」より後ろの部分「www.asahi.com/amp/articles/ASK544TZ6K54PTFC009.html」が、これ単独でページのURLになっていることが分かります。
つまり、「http://www.asahi.com/amp/articles/ASK544TZ6K54PTFC009.html」にアクセスして、内容を読むことはできます。
しかし、それとGoogleのドメインとの関連性は、これだけでは分かりません。ただ、ここでポイントとなってくるのは「/amp/」という部分です。これは、そのページが「AMP対応ページ」であることを表しています。
GoogleのAMPサーバページ
AMPは、ページを高速に表示するためのフォーマットで、Google検索からこのようなAMPページがHITした場合は、「www.google.co.jp/amp/(元のAMPページのURL)」というURLに配置されたAMPページのGoogleサーバ上のコピーへアクセスすることになります。
参考:「食べログ」などGoogleのサイトじゃないのにアドレスバーに「google.co.jp」と表示される理由
どうやら、このURLが関係あるようです。
GoogleのAMP版ページを見てみる
そこでひとまず、Google上のAMPページにアクセスしてみました。先ほどのURLの場合は、「https://www.google.co.jp/amp/www.asahi.com/amp/articles/ASK544TZ6K54PTFC009.html」となります。
このページについていろいろ見ていると、そのページから外部リンクへアクセスした際のRefererに、「https://www-asahi-com.cdn.ampproject.org/v/www.asahi.com/amp/articles/ASK544TZ6K54PTFC009.html?amp_js_v=9」が入るということが分かりました。
まとめると
つまり、リファラが「cdn.ampproject.org」のユーザーはおそらく、「Google検索」→「AMPページを開く」→「AMPページはgoogleサーバ上に展開される」→「そこからあなたのウェブサイトがリンクされており、そこを踏んで飛んできた」という経路でページにアクセスしてきたユーザー、ということになります。
ひとこと
だんだんAMP対応ページが増えてきたことを感じます。とはいえそこまでは増えていませんし、実際にAMP対応してしまうことはかなりトレードオフが激しいので、まだ早いかな、と思っています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク