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LINEスタンプ(クリエイターズスタンプ)を、スマホだけで簡単に作れるアプリ「LINE Creators Studio(ライン・クリエイターズ・スタジオ)」が公開されました。オリジナルスタンプの作成だけでなく、販売まで出来るアプリです。
自分専用のスタンプを作ったり、学校や部活の友だち同士でスタンプを使いたかったり、お小遣い稼ぎしたかったりなど、多数のユーザーが「自分でスタンプを作ってみたい」と思っているようですが、いろいろな疑問点があるようですし、また思わぬ落とし穴(注意点)もあります。これらについて紹介します。
目次
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LINE Creators Studioのダウンロード
LINE Creators Studioは、以下のリンクからダウンロードできます。
- App Store (iPhone):LINE Creators Studio
- Google Play (Android):LINE Creators Studio
販売しないと使えない
実際にCreators Studioを使ってスタンプを作ってみると分かるのですが、「販売」ボタンくらいしかなく、「使う」ボタンが見当たりません。
すぐ、「販売しないで使うことってできる?」「販売しないで使う方法は?」あたりが気になるはずです。
ここが最大の問題なのですが、スタンプを作成しても、「ストアで販売」しないと、そのスタンプを使うことはできません。
なので、「ちょっとオリジナルのスタンプを使って、自分専用として使う」という使い方はできません。
必ず「販売」する必要があります。
販売するまでが大変
そして、その「販売する」こと自体がかなり大変です。
枚数制限
まず、最低でもスタンプを8種類作らないといけません(販売が8枚からなので)。
公式のアプリ紹介に書かれているように、「友だちの変顔」を1枚用意しても、それだけでは販売できず、使うこともできません。
審査がある
もちろんLINE運営による、スタンプの内容についての「審査」があります。審査を通過しないと、スタンプの販売ができません。
なので、好きなキャラクターなど、権利を取得していない画像などは使うことはできません。
作ったスタンプが公開されてしまう
子供の写真や友だちの写真と言った使い方も紹介されていますが、当然「販売」するので、世の中に子供の写真を公開せざるを得ません。
そのため、家族や友だち同士など、「内輪で使いたい」と思っていた人も、使う素材画像には気を配る必要があります。友だちの写真でスタンプを作る、というのもかなり危険です(理解と許可を得てから作るべき)。
自分も買わないといけない
また、今までのクリエイターズスタンプ同様、販売した後、自分が使うためには、自分も購入しないといけません。
無料で配布できない
無料なら・・・と思うかもしれませんが、クリエイターズスタンプの価格を無料に設定して無料配布することはできません。最低120円です。
写真加工・編集ツールが弱い
今回公開されたLINE Creators Studioには、画像編集ツールが付属しており、「スタンプをスマホだけで作れる」と紹介されていますが、文字の入力や画像編集機能などはかなりシンプルなもので、追加の高度な装飾はできません。これは別のアプリで編集しておくのが良さそうです(が、それをやってしまうとただの販売ツールになってしまう・・・)。
正直標準の編集機能だけでは、審査に通る品質のスタンプを作るのはなかなか難しいのではないかと思ったりします。もちろん「売れるスタンプを作りたい」となるとさらに。
まとめ
結局、「スマホからクリエイターズスタンプの販売審査申請ができるアプリ」という性質が強く、「簡単に作って簡単に使えるオリジナルスタンプ作成アプリ」というわけではないということに注意が必要です。
インストールしてスタンプを作ってから「販売ボタンしかないぞ?」と気が付くとかなり悲惨なので、このあたり注意しておいてください
公式のアプリ説明に、販売が必須、というあたりが明記されておらず、どちらかといえば「販売もできる」のような書き方がされているので注意が必要です)。
LINE Creators Studio(クリエイターズスタジオ)は、スタンプが無料で簡単に写真からつくれるLINE公式アプリです。つくったスタンプは、LINEのスタンプショップで販売できます。 (引用元)
我々利用者の気持ちとしては「販売できます」ではなく「スタンプの使用には、販売が必要です」という書き方にして欲しいところです。
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2019年6月13日(木) 06:43
本人確認用のURLを間違って削除してしまいました。再送はできないでしょうか?