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本日2017年8月18日 午前11時より、中国地方および四国地方のあわせて9県(広島県・島根県・鳥取県・岡山県・山口県・高知県・愛媛県・香川県・徳島県)にて、Jアラートの訓練が行われました。しかしこれに対して「Jアラートが鳴っていないのに訓練が終わった」と話題になっています。これについて、説明します。
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Jアラートの訓練内容について
Jアラートの訓練についての詳細はこちら:中国四国「Jアラート訓練」の内容・誤解・注意点について(2017年8月18日11時実施予定)
「Jアラートが鳴らないで終わったのはどうして?」
「Jアラートが鳴ってないのに訓練が終わった」と話題になっていますが、そもそもJアラートは「鳴るもの」ではありません。
弾道ミサイルの発射等に伴って鳴るのは「国民保護サイレン」であり、「Jアラート」は、「国民保護サイレンを鳴らしてこの文章を流してください」という指令を国から地方自治体に伝達して、地方自治体の防災行政無線を自動起動するシステムの名称です。
なので今回はその「指令」の内容にサイレンが含まれておらず、「これは、Jアラートのテストです。これで、テストを終了します。」だけで十分Jアラートのテストとして成立しているのです。
今回の目的も、Jアラートの設定に間違いが無いか、システムが故障していないかのチェックなどなので、これで十分のはず、というわけです。
スマートフォンも鳴らない
今回の訓練には、エリアメールや緊急速報メールが含まれていないため、「iPhone・スマートフォンが鳴らなかった」というのも予定通りとなっています(もともとJアラート本体とはある程度別の仕組みとなっており、訓練に含めないことには一定の納得感がある)。
とはいうものの、これをきっかけに、ちゃんと設定が有効になっているかを確認しておくことをおすすめします(設定手順)。
関連:Jアラートの仕組みについて
そもそもJアラートは前述のような情報伝達システムに過ぎず、ミサイルなどの情報だけでなく、地震や津波の情報伝達にも利用されるなどしており、「Jアラート」について誤解されることが増えています。
Jアラートの仕組みについてはこちらでも紹介しているので参考にしてください。
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