情報科学屋さんを目指す人のメモ

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ZOZOTOWN「送料自由」新UIの初期設定金額と無料(0円)を選択する方法、今までの配送料金との違いについて

ZOZOTOWN (1)

ZOZOTOWNが「送料自由」の導入を発表していたので、何も選択しなかった場合の初期設定や、送料無料を選択する手順がどうなっていて、今までの送料はどうなっていたのか、このあたりについて調べてみました。そのメモを残しておきます。

「送料自由」で送料を選択するUI

「送料自由」で送料を選択するUIは「ショッピングカート」画面にあります(細かい部分は実物を見てみてください)。

今のはPC版Chromeから閲覧した場合で、ZOZOTOWNアプリの場合は次の通りです。基本的な構成は変わりありません:

初期設定は「送料400円」

この通り、どちらの場合も、ドロップダウンでデフォルト「400円」が設定されています

ドロップダウンで選択できるのは最安「50円」まで

ここで、ドロップダウンで「400円」を「0円」に切り替えられるのかとも思ったのですが、ドロップダウンでは「0円(無料)」を選択できませんでした。

次の通り、選択肢は50円~800円までの50円刻みで、「0円」は選択できません(アプリも同様)。

無料にするには「その他」への「0」の入力が必要

このUI自体にそもそも無料にできるとは書いていないので、ここまでの操作だと、50円~800円を1円刻みに選択できるのが「その他」だと誤解する気もするのですが、0円に設定したい場合は、その「その他」に対して「0」を入力します。

これで送料が無料となります。

わざと負の値を入力してエラーを起こしてみると、ここで最安「0円」、最高「3000円」が設定できることがわかります。

送料は0~3000の半角数字でご入力ください。

「送料自由」が始まる前の送料

ここまでで、「初期設定は送料400円」、「0円の設定は『その他』で手入力」ということがわかりました。

もともと送料は次のように設定されていました:

【配送料】
商品の合計代金が4,998円(税込)以下の場合・・・399円(税込)
商品の合計代金が4,999円(税込)以上の場合・・・無料
※クーポンをご利用の場合、割引後の合計代金にて配送料を算出いたします。

初期設定の400円は、ここの「399円」から来ているものと思われます。

ユーザーがどう操作するのか気になる

今まで4,999円以上の場合は自動的に送料無料だったことと比較すると、今後は送料無料にするために追加の操作が必要となるため、0円に設定する方法に気が付いて今まで通り送料無料に設定する人がどれくらいの割合で、ドロップダウンだけ見て50円にする人がどれくらいの割合で、何も変更せずに400円のまま頼む人がどれくらいで、その他の金額に設定する人がどれくらいで、といった利用者の操作が気になります(コンビニ支払いの場合に小銭が発生しないように調節する、なんていう利用方法もありそう)。

「ZOZOTOWNの送料は、お客様に自由に決めていただけるようになりました」というバナー表示は目立つように配置されているものの、現時点でそのリンク先では「0円にできる」という点について明示的に触れられていない(設定できる金額の幅が書かれていない)ため、ニュース記事やSNSなどで追加の情報がどれだけ広まるかにも大きく左右されそうです。

現在のヘルプページの表記は次の通りです:

【配送料】
2017年10月1日より、ZOZOTOWNの配送料(税込)はお客様に設定いただくことになりました。
商品をカートに入れてお進みいただくと、送料の入力画面が表示されますので、お客様のご都合やお気持ちや諸事情にあわせ、ご自由に設定ください。 引用元

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