情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

DELLのモニターを処分する方法(粗大ゴミではなくDELLに回収を依頼してリサイクルへ・PCリサイクルマーク無し)

Dell (6) ディスプレイ (18)

「PC」や「PC用モニター(ディスプレイ)」を廃棄する場合、粗大ゴミに出せないという制約があります。

現在PCやPC用モニターは、「粗大ゴミで回収できないもの」として案内されつつ、粗大ゴミに出せない代わりに「製造元メーカーに依頼して回収してもらってください」のように案内されています(PCリサイクル法によるもの)。

今回、その案内に従いDELL製のモニターを処分したので、その際の手続きや作業の流れについて紹介します。

処分するモニターにPCリサイクルマークがあるか確認する

メーカーに依頼して処分してもらう場合、PCリサイクルマークが付いているかを確認して、PCリサイクルマークが付いていれば無料回収、そうでなければ有料回収、というルールとなっています。

申込みの際に、PCリサイクルマークが付いているかを入力する必要があるため、本体を確認してみてください。

今回のケース:PCリサイクルマークは見つけられず

次の記述を読むと「2003年以降に販売されていればPCリサイクルマークが付いているはず?」と思ったのですが、今回処分したかったディスプレイはそこまで古くはなかったものの、2つのモニターの背面を確認しても、PCリサイクルマークは確認できませんでした

「PCリサイクルマーク」は、平成15年(2003年)10月以降に販売された家庭向けパソコンに貼付されているものです。

引用元

この件についてよく調べてみると、どうやらあくまでPCリサイクルマークが付くのは家庭向けモニターであり、法人向けモニターには付いておらず、家庭向けと法人向けとの間に製品としての差がないことなどから、家庭向けとして販売されていてもPCリサイクルマークがない、といった問題の発生が確認されていたようで、このあたりについては救済措置(PCリサイクルマークの無償提供)を行うことになった、との記述がありました(2005年の記述)。

一方、当センターがパソコンのリサイクル制度の運用状況を平成17年前半に調査したところ、販売店の店頭で販売されているディスプレイ装置などにPCリサイクルマーク無しのものがあることが判明いたしました。これらについては、家庭向け製品と法人向け製品に実質的な差がないことからこのようなことが生じたものであり、検討の結果、PCリサイクルマーク無しでこれらの製品を販売した場合には、別途、購入された個人のお客様にはPCリサイクルマークを無償で提供することといたしました。

引用元

実際このあたりについて、DELLのPC回収説明ページでも次のような案内があることから、PCリサイクルマークがないからといって有料とは限らないようでした。

※2:製品によってはリサイクルマークが無い場合もありますが個人のお客さまであれば無料になります。

お客様情報を判別させて頂く為サービスタグ番号、機種名などを必ずご確認の上申し込みください。

引用元

ひとまずPCリサイクルマークが見当たらないのは見当たらないで仕方ないので、申込みを進めてみて、有料の回収になるかどうか(料金の請求が来るかどうか)を確認してみることにしました。

WEBで回収を申し込む

こちらの「個人向けコンピューターリサイクルサービスご利用のご案内」ページの「お申込み方法>①回収のお申込み>1.ウェブサイト」にある「Web申込み」をクリックし、申込みフォームを開きました。

「お申込・ご請求先氏名」および「お支払情報」「伝票送付先情報」「リサイクルお申込み商品(1台目)」に入力して、「確定」をクリックしました。

このとき「お支払情報」については「コンビニ振込み」を選択しました。特に振込手数料のようなものはかかりません。

サービスタグ

「サービスタグ又はエクスプレスサービスコード」も見つけることができなかったのですが、こちらについては以下の通りの説明があり、必須項目でもないことから、空欄にしました。

モニターによっては、サービス タグが付いていない場合もございます。2016年より前に販売されたモニターには、一部を除いてサービス タグはありません。

引用元

申し込み完了メールが届く

WEBからの申込みに成功すると、申し込み完了メール(自動送信)が届きました。

請求書が届く

あくまで申し込み完了メールは自動送信メールであり、その後の手続きについて追加で受付完了メールが届くのかと思っていたのですが、そういったものはありませんでした。

その代わり、気が付くとポストに圧着ハガキが届いており内側に3,300円分の払込取扱票がありました

ここでやはりリサイクル代金の支払いが必要である、ということがはっきりとしました。

コンビニで支払う

払込取扱票をコンビニに持っていき、PCリサイクル代金を支払いました

領収書とエコゆうパック伝票が届く

すると、再び圧着ハガキが届いており、そちらはPCリサイクル代金の領収書でした。

そして封筒も届いており、「エコゆうパック伝票(ゆうパック伝票)」が同封されていました。

モニターを梱包する

その伝票が入っていた封筒には、他に回収してもらうための梱包方法がイラストで説明された紙が同封されており、そちらに従ってモニターを梱包し、伝票を貼り付けました

具体的には、まず45リットルのゴミ袋(24インチモニタがぎりぎり)に入れた後、もう1枚の45リットルゴミ袋に入れて、2重にしました。このとき、1枚目で口になったほうを、2枚目の底に来るように逆向きに入れて、そとから見て直接モニターが露出してしまうことのないようにしました。もっと大きな袋であればしっかり口を閉じられるかもしれませんが、45リットルではほとんど余裕がないので、もっと大きいゴミ袋のほうが取り扱いやすいかもしれません。

このあたりの梱包方法は、DELLのサイトにも記載がありました。

郵便局に集荷申込みする

ゆうパックは、集荷してもらうか郵便局に持ち込むかが選択できましたが、今回は伝票に記載されている電話番号に電話して、集荷してもらうことにしました。

玄関でモニターを手渡す

朝に電話をして、当日中に回収に来てもらうことができました。

梱包済みのモニターを渡して、控えの紙を受け取って、PCリサイクルの手順完了です。

ポイントは中盤のやり取り

WEBからの申込みは入力内容が分かりにくいところもあるものの、一番やってみるまで詳細がよく分からなかったのが、申し込んだ後、伝票を受け取るまでの流れでした(伝票さえ受け取ってしまえば集荷などは簡単)。

メールで何か届くかと思っていたのですが、申込みの受付確認メール以降はすべて「ハガキ」「ハガキ」「封筒」が届くのみで、メール連絡はありませんでした。

また、最初のハガキでのコンビニ支払いには厳しめの有効期限があるため、郵便物に注意しておいたほうが良いかと思います。

参考

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