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watchOS 7.3のリリースに伴い、心電図機能を利用するためにiOS14.4含めたアップデートを行うユーザーが増えています。
しかし心電図Appの利用を試そうとしたユーザーの間で、「心電図Appは22歳未満の方による使用は意図されていません」エラーが表示されてしまった、との声も増えています。
この件に関して、「意図されていません」という表示が「利用できない」を意味しているのかそういう訳ではないのかという点がはっきり読み取れず、エラーの情報を見聞きした22歳未満のユーザーがApple Watchを購入するかどうかという観点で参考にしにくい場合も想定されるため、関連する公式ドキュメント(ヘルプ等)や、実際にどういう挙動であるかを紹介するので、参考にしてみてください(※挙動は今後変更になることもあるため、注意してください。iOS14.4にて確認)。
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年齢制限?エラー
心電図機能の利用を開始する際、iPhoneのヘルスケアアプリで生年月日を入力することとなります。
その入力ないように応じて、年齢が低すぎる場合、次のエラーメッセージが表示されます。
“心電図” Appは22歳未満の方による使用は意図されていません。
[OK]
しかしこの表示だけを見ると、「意図されていません」とは書かれているものの、それが「利用できません」なのかどうなのか、判別がしにくい表記です。
ヘルプにも「22歳」表記
同様の「22歳」との記載が公式ヘルプページにも用意されています。
ただしこちらも「想定していません」と書かれており、「利用できません」とは書かれていません。
心電図 App は 22 歳未満の方の使用を想定していません。
(引用元)
なおこのヘルプサイトの記述は、地域が「United States」(アメリカ)のバージョンでも「22歳」として記載されているようで、日本限定の話題、という訳ではないようでした。
The ECG app is not intended for use by people under 22 years old.
(引用元)
また、次の「使用説明」のPDFには、「22歳未満の方による使用は意図されていません」というエラーメッセージと類似の記述とは別に、「22 歳未満の方が使用した際の性能は評価されていません」との記載もありました。
実際の挙動は「利用できません」状態
しかしこの表記に少し曖昧性がある一方で(ヘルスケア機能なので、使えない側に倒れているだろうなとの予想が強いものの)、実際のこのエラーメッセージの挙動は、エラーの表示後先の画面に進むことができず、生年月日の入力画面のままになってしまい、結局心電図アプリを利用することができない、という挙動のようです。
そのため、(もちろん入力内容は手動で入力する仕組みであるため、実際の生年月日とは異なる日付を入力することそのものができないわけではないのですが、)実際には「利用できません」と同等の挙動であり、そのように捉えるべきものであると思われます。
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