【Googleカレンダー】ドラッグ＆ドロップで複数日の予定を登録できない問題について

Googleカレンダーでは、カレンダー上の予定を入れたい場所をクリックすることで、予定の作成を開始できます。

また、「月」表示画面から２日以上に渡る予定を入れたい場合は、ドラッグ＆ドロップ操作を行い複数日を選択することで、その選択期間にわたる予定を直接作成開始することができていました。

しかしその複数日の予定をドラッグ＆ドロップ操作で作成する方法を利用しようとしてもカレンダーの日付の数字が文字選択されるのみで、複数日に渡る予定の作成を開始することができなくなっていることに気がつきました（Windows 10 + Google Chrome）。

ドラッグ＆ドロップ操作が予定作成機能として認識されず、最後の「ドロップ」操作（マウスの左ボタンを離す操作）だけが通常の左クリックによる予定作成と認識され、１日のみの予定の作成が開始されてしまいます（そこから予定の期間を変更すれば２日以上の予定には変更できるものの、ドラッグ＆ドロップ操作を活用できない）。

まずブラウザの不具合やブラウザの拡張機能の問題かと考え、Windows版のGoogle Chrome以外にも、Microsoft EdgeおよびFirefox で試しましたが、いずれも同様にドラッグ＆ドロップによる２日以上の予定の作成ができませんでした。ドラッグ中、文字が選択されてしまいます。

その他、macOS版のChrome、Safariでも試しましたが、それらでも同様でした。

また、Gooogleカレンダー内でドラッグ＆ドロップ機能全般が利用できないような問題が発生しているのかと、週予定でのドラッグ＆ドロップでの予定作成開始（予定の時間帯を指定できる）およびドラッグ＆ドロップでの予定の場所移動（時間変更）機能の操作を試してみましたがそちらは正しく動作し、ドラッグ＆ドロップ操作全般に問題が発生している、というわけでもないようでした。

しかしこの操作、ごく稀に成功することがあることも分かりました。

それはどういう時かというと、終日予定のバーの右端の余白部分からドラッグを開始した場合です。

ここからドラッグを開始すると、うまくドラッグ＆ドロップによる予定作成を開始できます。

なお、かなりこの「位置」はシビアで、画像の位置よりも下の場所からだと反応しないので、注意が必要です。

なお、今回分かりやすく終日予定のバーが表示されている場合を画像で紹介してしますが、終日予定のバーが「ない」日付であっても、その位置からのドラッグ開始であれば利用できるようでした。

ただし、その週に１つも予定がない場合は動作しないようです。

この回避策の動作・挙動をみると、ドラッグ開始が反応する位置をわざわざこの位置に限定する仕様変更を行った（しかも他の予定の存在に応じて使えたり使えなかったり）、とは考えにくく、何らかの不具合が発生しているのではないかと思われます。

そのため、今後の修正を待ちつつ、もしそれまで紹介した回避策が使えそうであれば、回避策の利用も検討してみてください（かなり操作しにくい）。