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本日2022年7月2日、au回線で大規模な障害が発生している影響で、「データ通信はできても、電話をかけることができない」と困ってしまうユーザーが急増しています。
そうした場合、LINEを知っている家族や友だち相手であればLINEの無料通話機能で連絡が取れるものの、電話番号しか知らない場合や、店舗や会社など固定電話に電話したい場合などには困ってしまいます。
そのような状況で電話をかけるために現在、「LINE電話で電話できた」など、「LINE電話」という、「LINEの無料通話」とは違う機能のことが話題となっています。
この「LINE電話」とは何なのか、どこから使える機能なのか、などについて紹介します。
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「LINE電話」とは?
auの通信障害の影響で、通常の「電話」機能が利用できないユーザーの間で話題となっているのが「LINE電話」機能です。
通常LINEアカウント同士で無料通話する機能のことは「LINE『通話』」と呼ばれ、そちらのことが「LINE電話」と呼ばれる場合も多いのですが、その中でも特に現在話題となっているのは、LINE通話とは別の、固定電話の電話番号などにも電話ができるLINEの機能のことで、正式には「LINE Out」機能、特に現在利用が増えているのは「LINE Out free」という機能です。
「LINE Out Free」とは
LINE Out Freeとは、LINEアプリから、インターネット回線を利用して、固定電話や携帯電話の番号に電話をかけられる機能で、1日の制限回数と1回の通話での制限時間(最大5分、短い場合は3分や2分など)の範囲内であれば、広告を視聴することで「無料」で電話をかけられる、というのが特徴です(※発信はできますが、受けることはできません。また、「LINE Out」の無料版、という位置づけであり、料金を支払って電話することも可能であるため、無料で電話をかけたい場合は、無料になっていることをよく画面上で確認した上で利用するように注意してください)。
今回auで電話ができない障害に遭遇しつつもデータ通信はできる状態であったり、Wi-Fiであれば使える、といった場合に、この「LINE Out Free」はそのデータ通信(インターネット回線)を経由して発信してくれるため、障害発生中であっても固定電話を含めた電話をかけたい電話番号に電話をかけることができる、というわけです(※相手は普通の電話からかかってきたように電話を受けることになるため、相手側でも障害が発生しているような場合には、電話をすることができません。自分側が電話ができず、相手側では問題なく電話を受けられる状態が、LINE電話が活用できるケースです)。
「LINE Out Free」機能の場所
「LINE Out Free」機能は、LINEアプリを開いて「ホーム」タブの「サービス」という見出しの右にある「すべて見る」からサービス一覧を表示し、「便利ツール」カテゴリ内にある「LINE Out Free」をタップして開くことができます。
「LINE Out Free」で電話をかける方法
すると「通話」という画面が開きます(※画面上部に「LINE Out free 本日のこり5回」のような表示で回数制限を確認できます)。そして、画面左上にある、ダイヤルマークのボタンをタップすると、電話番号の入力画面が表示されるので、電話番号を入力します。
電話番号を入力すると「2分の無料通話を利用できます」のように、無料通話できる通話時間が表示されるので、その時間で問題ないことを確認してから通話ボタンをタップします。
すると「広告を見て無料通話」という画面が表示されるので、「広告を見て無料通話」をタップします。
広告を見て無料通話
広告を15秒以上見ると無料で通話できます。Wi-Fiに接続されていない場合は、データ通信量が発生することがあります。
[広告を見て無料通話]
[コールクレジットで有料通話]
[キャンセル]
場合によって、「端末の電話番号確認のため、上記の番号にSMSで認証番号をお送りします。再認証されない場合は非通知での発信となります。(E14)」というエラーが表示されますが、SMSが受信できない状況であれば、一度「キャンセル」をタップしてからやり直すことで、広告の再生が開始され、広告の視聴を終えて閉じると「非通知発信中です」表示で電話を発信することができます。
LINE Out freeの残り時間が画面上に表示されるので、時間内に用件を済ませるようにしてください(※試している範囲では、時間制限に達すると自動的に電話が切れました)。
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