情報科学屋さんを目指す人のメモ

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【Chrome】「○○にgoogle.comの情報を使用してログイン」を表示しないようにする方法

Chrome (232)

Googleアカウントでの会員登録・ログインが可能なウェブサイトにアクセスした際に、「○○○○ に google.com の情報を使用してログイン」というポップアップが表示される場合があります。

サイトの上部などに覆い被さるように表示されるため、ログインせずに使用したい場合に「邪魔」と感じるかもしれません。

Google連携ログインを使用しないので、こうした表示を停止したい、表示されないようにしたい、と考えたユーザー向けの設定方法を紹介します。

Chromeの設定を変更して表示しないようにする

Chromeブラウザを使用している場合は、Chromeの「設定」を開き、「プライバシートセキュリティ」タブから「サイトの設定」を開き、一番下のほうにある「その他のコンテンツ設定」をクリックして展開し、「サードパーティのログイン」を開くか、もしくは、アドレスバーに次を入力し、直接設定ページを開きます。

chrome://settings/content/federatedIdentityApi

特に設定を変更していない場合、「デフォルトの動作」が「サイトでIDサービスからのログインメッセージを表示できるようにする」になっているので、「IDサービスからのログインメッセージをブロックする」に変更します。

この設定項目について詳しくは、次のページを確認してみてください:「サードパーティのログインについての詳細 - パソコン - Google Chrome ヘルプ

バツをクリックして閉じると変更される設定の一括変更に相当する

「○○にgoogle.comの情報を使用してログイン」という表示とこの設定との関連については、次のようにして辿ることができました。

「○○にgoogle.comの情報を使用してログイン」が表示された際、右上のバツボタンをクリックすると、そのサイトではそれ以降、表示されなくなります

このとき、そのサイトのアドレスバー左のボタンから「サイトの設定」を開いて何か設定が変化していないかを、閉じる前後で比較すると(事前に開いておき、バツボタンで閉じた後に別タブで開くと、2つのタブの間で前後比較することが可能です)、その中にある「サードパーティのログイン」という項目が「ブロック」に切り替わっていることが確認できます

もともとは、次の表示でした:

サードパーティのログイン [許可(デフォルト)]

それが、次のような表示へと切り替わっていることがみつけられるためです:

サードパーティのログイン [ブロック]
自動でブロックされました

この設定の影響で以降表示されなくなっており、この設定を手動で「許可」に戻すと、再びダイアログが表示されるようになります。

この「サイトの設定」の項目を、一括で切り替える(デフォルトを変更する)のが先ほどの「サードパーティのログイン」設定画面であり、「ブロック」に相当する選択肢が、「IDサービスからのログインメッセージをブロックする」となっています。

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