情報科学屋さんを目指す人のメモ

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【TECOP/TEPCO/TEP01等】「【東京電力】先月の電気代が未払いですので、至急ご返信ください」は詐欺なの?について(2024年7月27日更新)

SMS (342)

本日2024年7月20日昼過ぎ頃より、SMS(ショートメール)にて、送信元「TECOP」から「【東京電力】先月の電気代が未払いですので、至急ご返信ください。」という文章が送られてくるユーザーが急増しています。

このSMSに関して「詐欺なの?」「本当なの?」「どうすればいいの?」「東京電力とは契約していないはずなのに」などと困ってしまったユーザー向けの情報を紹介します。

※また、その後14時過ぎ頃より送信元「TEP01」から、16時過ぎ頃より送信元「RPT01」、18時過ぎ頃より送信元「SRT01」から同じ内容のSMSが届くケースが増加しています。

※2024年7月21日現在、送信元として、「tepcojp(【東京電力】お客様の電気料金が未払いとなっております。まもなく供電を停止いたします。)」「SENDT」「YTC01」「TEPCO(先月の電気料金が未払いです。支払いない場合、供電を停止します。 https://~ 発信元:東京電力)」などの偽SMSが発生しています。

【最新情報】(2024年7月27日)

本日2024年7月27日現在、「TEP01」等の送信元から「【東京電力】客様ID: 736 電気料金が未払いのため、72時間以内に停止する予定です」というメッセージが届くユーザーが急増しています。

詳しくはこちら:「【SMS】「【東京電力】客様ID: 736 電気料金が未払いのため、72時間以内に停止する予定です」は詐欺なの?について

「【東京電力】先月の電気代が未払いですので、至急ご返信ください」SMS

本日2024年7月20日昼過ぎ頃より、次の文面のSMS(ショートメール、ショートメッセージ)が、送信元表示「TECOP」から送られてくるケースが急増しています。

【東京電力】先月の電気代が未払いですので、至急ご返信ください。 https://~

添付されているURLにアクセスすると、「くらしTEPCO web」と書かれたウェブサイトが開き、電話番号の入力欄や、「請求書を受け取る」ボタンが表示されます。

東京電力の「くらしTEPCO web」の偽サイト

しかし、東京電力は「くらしTEPCO web」というサイトを提供しており利用料金の確認等を行うことができるものの、今回のSMSから開く「くらしTEPCO web」と書かれたこのサイトはいわゆる「偽サイト/詐欺サイト」です。

そのため、電話番号の入力などの個人情報の入力などを行ってしまわないように注意してください。

「72時間以上経過すると停電のリスクがあります」画面やクレジットカード入力画面に注意

また、「請求書を受け取る」ボタンをタップした場合、次のメッセージや、請求金額「3,830円」などが表示され、最終的に「料金支払い」画面でクレジットカード情報を入力して料金支払いを行うように案内されますが、東京電力が提供しているわけではない偽サイトであり、請求自体も偽物で、入力したクレジットカード情報が悪用される恐れがあるため、支払い情報を入力してしまわないように注意してください。

【重要なお知らせ】あなたは3日間の延滞料金を支払っておらず、72時間以上経過すると停電のリスクがあります。

SMS自体も偽物

そして、この偽サイトにつながるURLが添付されていた元のSMS自体も、偽物のSMS(偽SMS、詐欺SMS)です。

「東京電力」と書かれていても、このSMSは東京電力から配信されているSMSではありません。

届いたらどうすればいいの?

そのため、今回のSMSが届いても、添付URLを開いたりせずに無視するようにしてください。

また、誤って添付URLを開いて偽サイトにアクセスしてしまった、という場合には、入力操作などを行わず、ページを閉じる(タブを閉じる)ようにしてください。

付録:送信元の「TECOP」に関する注意

送信元の「TECOP」は、東京電力を表す「TEPCO」の文字を並び替えたものであり、「TECOPと書かれていてTEPCOじゃないから偽物だ」と見分けられるかもしれませんが、偽物が送信元に「TEPCO」と記載して偽SMSを配信してくる場合もあるため、注意してください。

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