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Amazon Fire HD 10やAmazon Fire Max 11等のタブレットを購入した際に、音量を下げようとしても下げられない、上げようとしても上げられない、といった問題や、音量ボタンの上下が逆になっている(初期不良なの?)、などと困惑する場合があります。
こうした音量ボタンの上下に関する問題の原因となっている事項について紹介します。
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「音量ボタンを押しても音量が小さくできない」問題
Fire HD 10タブレットの購入直後、初期設定中などに音が大きいからと音量を下げようと、タブレット側面にある「音量を下げる」を押したはずが、押して音量バーは表示されるものの、音量が最大のまま下がらないと困ってしまう場合があります。
またその逆に、音量を上げたいのに最小(無音)の状態から音量を上げることができない、と困ってしまう場合があります。
「音量ボタンの上下が逆になってた」問題
また、同じFireタブレットの音量ボタンに関する問題として、音量ボタンの上下が逆になっていた、と困惑するケースがあります。
「音量の上下が逆になっていて、上げる側の音量ボタンを押すと音量が下がり、下げる側の音量ボタンを押すと音量が上がる、初期不良なのではないか/配線が逆になっているんじゃないか」のようなケースです。
音量ボタンの動作の特徴
こうした困惑の元となっているのが、Fire HD 10タブレットやFire Max 11タブレットを縦向きにしたときと、横向きにしたときで、音量ボタンが逆になる点です。
タブレットを横向きにしているとき、物理音量ボタンがタブレット右側面にあると、2つの音量ボタンのうち、「上」ボタンが「音量UP」、「下」ボタンが「音量DOWN」となります。これは自然かと思います。
しかし、これを反時計回りに90度回転して縦持ちにしたとき、つまり、物理音量ボタンがタブレット上側面にあるとき、先ほどまでの感覚では、「上」のボタンが「左」に位置するため、この「左」のボタンを押したら「上」のボタンを押したときのように「音量UP(音量が上がる)」のかと思ってしまいますが、実はここの動作がそうではなく、「左」のボタンを押したとき、音量が「下がる」、つまり、物理的に同じボタンが、縦向きと横向きとで逆になる、という動作をします。
そのため、縦向きに持ったときに、音量を下げようと思ったのに上げるボタンを押してしまい、最大音量から下がらない(上げるほうを押し続けてしまっている)、といったことが発生してしまうわけです。
また、「逆になっている」というのも、縦持ちと横持ちとで音量ボタンの動作が入れ替わる動作のためで、一律他のユーザーとは逆鵜の動作になってしまっている、配線がおかしい、などといったものとは異なる状態です。
なお、説明書上も、音量ボタンの上下は2つのボタンとしてではなく、2つのボタンがひとまとめに「音量を上げる/下げる」とされています。
その他、同じ縦向きであっても、音量ボタンがタブレットの下側面に来るように持つと、今度は横持ちのときと同じ動作となり、横持ちのときに「上」だったボタンが「音量UP」となります。
また、横向きであっても、カメラが下に来る逆さまの持ち方をすると、通常の横向きとは逆で、通常の横向きの時に「上」にあって「音量UP」だったボタンが、逆さにしたとき「音量DOWN」ボタンとなります。
持ち方が変わったときの上と右が音量UP
これらをまとめると、横持ちのときは、その持ち方で上に来るほうが音量UP、横持ちのときは、その持ち方で右に来る方が音量UP、と統一されている事が分かります。
つまり、物理的なボタンで上下が決まっているのではなく、持ったときの2つのボタンの位置関係によって決まっている感覚です。
ボタンが上下に並んでいるときに上が音量を上げるボタンであるのはよいとして、左右に並んだときに上を「上げる」にしているのは、例えば「設定」アプリ内の「サウンド」設定のように、左に行くと最小(ゼロ)、右に行くと最大、といったスライダー(左右に動かして調整する画面パーツ)をイメージしてのことかもしれません。
操作時に注意
このような動作が組み込まれているため、操作時には、この特徴を考慮して操作を行ったり、音量が上げられない・下げられない、と思った場合には逆ノボタンを押すようにしてみてください。
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