情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

【JCBショートメール】「【JCB】ご確認ください。必要な手続きはリンクでご案内中です」に注意

SMS (344)

本日2024年8月26日夕方頃より、「【JCB】ご確認ください。必要な手続きはリンクでご案内中です。」という文面のショートメールが突然知らない電話番号から送られてくるケースが急増しています。

このメッセージが突然届き、「JCBからって何の連絡だろう」「詐欺メッセージ?」「本当にJCBからのショートメールなの?」などと疑問に思ったユーザー向けの情報を紹介します。

「【JCB】ご確認ください」ショートメール

本日2024年8月26日夕方頃より、次の文面のショートメール(SMS)が突然届くユーザーが急増しています。

【JCB】ご確認ください。必要な手続きはリンクでご案内中です。 http://~

JCBとは

JCBとは日本のクレジットカード会社であり、VISAやMastercardのようなクレジットカードの国際ブランド「JCB」を運営しています。

そのためこの連絡は、JCBブランドのクレジットカードに関する連絡のように見える文面となっています。

リンク先ページ

このショートメールに添付されているURLを開くと、「MyJCBにようこそ」と書かれた画面の上に、次の内容のダイアログが表示され、クレジットカード(JCBカード)が利用制限されてしまったかのように見えます。

カード利用制限のお知らせ

お客様のJCBカードに異常が検出されました。
ご利用を一時的に制限しております。確認のため、以下の手順に従ってください:

本人確認: セキュリティのため、ご本人確認が必要です。 確認手続き: 下記のボタンをクリックし、指示に従ってください。

[確認手続きを進める]
ご不明な点がございましたら、JCBカスタマーサービスまでご連絡ください。

「確認手続きを進める」をタップして先に進んだ場合には、クレジットカード情報の入力画面が表示され、カード番号や有効期限、名義(カード所有者)情報だけでなく、セキュリティコードも入力するように促されます。

偽物

しかしこのショートメールおよびリンク先ページは、いずれもJCBが提供しているものではない偽物です。

つまり、送られてきたショートメールは偽物のショートメールであり、そこからリンクされている「MyJCB」と書かれたページも本物のMyJCBではない、偽物のMyJCB(偽サイト)となっています。

「詐欺メッセージ」と呼ばれるようなパターンです。

クレジットカード情報を入力しない

そのため、クレジットカード情報を入力してしまわないように注意してください。

クレジットカード情報を入力してしまうことで、クレジットカードが悪用されてしまい、金銭を騙し取られてしまう恐れがあります。

無視する

そのため、今回のショートメールが届いた場合には、リンクを開かずに無視するようにしてください。

クレジットカード情報を入力してしまった場合には

クレジットカード情報を入力してしまった場合には、悪用されてしまう恐れがあるため、次のページを参考にするなどして、被害を抑えるための行動を取るようにしてください。

「JCB」を騙る偽ショートメールはこれまであまり多くない

今回「JCB」を騙る偽ショートメールを紹介しましたが、直近多く発生している偽ショートメールとしては、「東京電力」や「ヤマト運輸」(運送会社)、銀行、証券会社を騙るものが多く、クレジットカード関連でも「イオンカード」などは多いものの、国際ブランドを騙るものは多くなく、今回の「JCB」に関しても、JCBを騙るタイプはこれまでそこまで多くはありませんでした。

そのため、「また詐欺メッセージだ」と少し反応しにくい場合があり、より注意が必要です。

このように、偽メッセージは次々と出現しているため、今まで偽物としてよく見かけたパターンに限らず、突然新しいタイプの偽メッセージが現れることも少なくないため、引き続きよく注意するようにしてみてください。

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