情報科学屋さんを目指す人のメモ

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【iOS18】パスワードの自動入力ができない原因や対策について

iOS 18 (49) iPhone (1733)

iOS18にアップデートしたユーザーの一部で、「パスワードの自動入力ができなくなった」「パスワードの徐同入力がなくなった」との声があがっています。

iOS18へのアップデート後に「パスワードの自動入力」関して問題が発生したユーザー向けの情報を紹介します。

パスワードが自動入力されない

iOS18へのアップデート後にSafariでアクセスしたウェブサイトでパスワードを自動入力しようとしても自動入力が表示されず、パスワードを自動入力できない問題が発生する場合があります。

いくつかの原因が考えられる

iOS18にアップデート済みのiPhoneに関しては、いくつかの原因が考えられるため、以下を確認するようにしてみてください。

「パスワード」アプリをアンインストールしてしまった場合

iOS18では、新たに「パスワード」アプリが導入され、自動的にインストールされるようになりました。

そしてその「パスワード」アプリがこれまでの「設定」アプリ内のパスワード保存機能を引き継いでいる関係上、iOS18版のiPhoneユーザーガイド(説明書)には、次のように「パスワードアプリで保管され、自動入力もできる」とされています。

iPhoneではパスワードがパスワードアプリで保管され、自動入力もできるため
引用元

そのため、iOS18へのアップッデート後に「パスワード」アプリを見つけて「iOS18で知らないアプリがインストールされていた」などと感じアンインストールしてしまった、という場合には、再インストールしてみてください。

再インストールは、普通のアプリと同じように、App Storeから行うことが可能です。

自動入力の設定を確認

パスワードの自動入力機能は、専用の設定から、自動入力機能自体の有効/無効や、どのパスワードアプリから自動入力するパスワード情報を取得するかなどを変更可能です。

その設定は、「設定」アプリの「一般」>「自動入力とパスワード」から確認・変更することが可能です。

「パスワードとパスキーを自動入力」が「オン」になっているかどうか、「自動入力の取得元」に「パスワード」アプリが表示されているかどうか、そして「パスワード」アプリのところが「オン」になっているかどうかなどを確認してみてください。

「http」のサイトではないか

ウェブサイトのURLには、URLが「http://」で始まるものと、よりセキュアな「https://」という「s」付きで始まるものがあります。

このうち、「https://」ではじまるほうが現在一般的となっていますが、「http://」で始まるURLの場合は、それが原因でパスワードの自動入力の対象外になっている可能性があります(iOS18で、http://のサイトが自動入力の対象外となった可能性)。

パスワードが自動入力されなくなった、と困ったウェブサイトのURLが「http://」で始まっていないかを確認してみてください。

また、「https://」で始まる別のサイトでは正常にパスワードの自動入力ができるかどうか、を確認するようにしてみてください。

不具合の可能性

これらの想定される原因以外には、iOS18やパスワードアプリ、Safari等に不具合が発生していることも考えられます。

今後のiOS18のソフトウェアアップデートにて改善されることも考えられるため、最新版がリリースされた際には、アップデート後、問題が解消されていないかどうかを改めて確認するようにしてみてください。

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