情報科学屋さんを目指す人のメモ

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Affinityが起動できない・クラッシュする不具合と対策について

Affinity (8) Windows (538)

無料化されたAffinityの無料版をインストールしてチュートリアルを見ようとして以降、Affinityが起動しなくなってしまった、Affinityがクラッシュするようになった、と困ってしまうユーザーが一部で発生している模様です。

この問題に関する情報を紹介します。

Affinityが起動できない・すぐ落ちる

無料化されたことが話題のAffinityのWindows版について、インストール後にチュートリアルを利用しようとしてすぐ落ちてしまい、それ以降起動できなくなってしまう問題が、一部のユーザーの間で増加しています。

不具合発生中か

この問題は日本ユーザーに限らず、海外ユーザーにおいても多数発生している状況であり、何らかの不具合が一部ユーザーにおいて発生しているものと思われます。

対策について

この問題についての対策としては、Affinityのデータがあるフォルダを削除する、再インストールする、MSIXで発生した場合はアンインストール後にMSI/EXE版をインストールする、MSI/EXE版で発生した場合はアンインストール後にMSIX版をインストールする、などの対策がユーザーの間で使用されています。

特に、最初にインストールしたのとは異なるほうのインストーラーを利用して再インストールする方法が有力な対策として使用されています。

しかしそれらは、状況によっては設定を失う可能性が考えられたり、ダウンロード時間がかかることなどに注意が必要です。

そのため、より手軽に試すことができる方法として、画像のようなAffinityで開けるファイルを右クリックし、「プログラムから開く」から「Affinity」を選択して、Affinityでファイルを開く、という方法を試してみることがおすすめです。

通常起動とは異なり、直接ファイルを開いた状態へ遷移するためか、何らかの関連が考えられるチュートリアルまわりの処理を飛ばすことで、クラッシュせずに起動することができ、以降も起動できるようになる、という場合があるようです。

なお、現在この問題については海外ユーザー含め、公式アカウントへの問い合わせ・問題発生報告が相次いでいる模様であり、今後何らかの対策手順のアナウンスやヘルプの公開、修正アップデートの提供などが行われることが考えられます。

そうした運営側の対応を待つことも選択肢として検討してみてください。

Affinityのデータがあるフォルダ

MSIX版をインストールした場合は、「%USERPROFILE%\.affinity\Affinity\3.0\」、MSI/EXE版をインストールした場合は「%APPDATA%\Affinity\Affinity\3.0\」となります。

付録:不具合・クラッシュが発生する仕組みについての考察・仮説

「Affinityのフォルダ削除により解消した」との報告や「チュートリアルを開始しようとしたら落ちた」といった報告、加えて、前述の通り「MSIX」版と「MSI/EXE」版とで作成されるフォルダの場所が異なること、加えて特に、「MSIX」でクラッシュしたが「MSI/EXE」にしたら直った、というユーザーもいれば、その逆で、「MSI/EXE」でクラッシュしたが「MSIX」にしたら直った、という両方向それぞれのユーザー報告があることなどから、以下のようなメカニズムで不具合が発生していることが予想されます。

まず、不具合自体は、チュートリアル開始時に何らかのデータがAffinityフォルダに作成され、そのデータが原因となりそれ以降、クラッシュするようになってしまう不具合であると考えられます(ただし、全ユーザーで発生している訳ではない点にも注意が必要)。そのため、Affinityのフォルダを削除することで問題のトリガとなっているデータが削除され、その後起動するようになる、という仕組みです(トリガとなっているデータが正常に削除できた場合)。また、おそらくMSIXでもMSI/EXEでも潜在的にこの不具合のトリガとなるデータの作成とクラッシュが生じる可能性があるものの、2回目にインストールした際にはチュートリアル視聴のダイアログが表示されず、また、インストーラーの種類(MSIXとMSI/EXE)を取り替えることで問題のデータがあったとしても保存場所が異なるため2回目ではそちらが参照されることもなく、クラッシュの継続も、クラッシュのトリガとなるデータの新規作成も回避され、不具合が解消する、といったメカニズムなのではないかと考えられます。

詳細が不明な点も多いものの、このような不具合発生の構造になっていると考えられ、この不具合(クラッシュ)が発生する経路を回避する方法が複数存在し、様々な方法で不具合の回避ができる状況となっているのではないかと考えられます。

「MSI/EXEにしたら解消したので、MSIXには問題がある。」やその逆に「MSIXにしたら解消したので、MSI/EXEには問題がある。」のように、どちらか一方に問題がある、と捉えるに至りやすいものの、実はMSIXとMSI/EXEのどちらでも共通で発生する可能性のある不具合があり、どちらかを選択したから発生した(どちらかに原因がある)、というより、あくまで「2回目のインストールをした(初回とは異なるインストーラーでインストールした)から解消した」という状況で、実は「1回目のインストールで問題が出る場合がある」のような捉え方になるのではないかと思われます。

参考

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