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トラックボールM570のカスタマイズ性を高めるSetPoint拡張ファイルを書いてみた

M570 (4) SetPoint (11) トラックボール (13)

SetPointは、ロジクール製マウス・トラックボール・キーボードなどの設定用ソフトで、ボタンにいろいろな機能を割り当てることができます

しかし、マウスの種類や、それぞれのボタンによって、割り当てられる機能に制限があります。たとえば、左クリックにクリック以外の機能が設定できなかったり、逆に、第3ボタンにクリックが割り当てられなかったりです。

そこで今回は、最近人気のロジクール製トラックボールWireless Trackball M570ユーザー向けに、SetPointで設定できる項目を大幅に拡張するファイルを作成しました

この拡張が必要になった理由は、このエントリに書いてあります→「両手をキーボードに。そのまま、右手にTM-250を、左手にM570を。

拡張後のSetPoint

拡張後のM570の設定画面は次のようになっています。SetPointユーザなら分かると思いますが、かなり多いです(スクロールすると、さらに機能が表示されます)。

特徴

この拡張によって得られる効果は次の通り。とにかく、すべてのボタンで自由にたくさんの機能を設定可能になるのがポイントです。

  • 左クリックにクリック以外の機能を割り当て可能。
  • クリックボタン以外のボタンにクリックの機能を割り当て可能。
  • 通常は表示されない機能も設定可能。
  • 設定しやすいように、機能を分類・整理して表示。
  • 存在しなかった「Delete」ボタンを作成。
  • 機能の説明を分かりやすく変更。
  • SetPoint自体が元から抱えていたミスを一部修正。
  • SetPointの最新版(ver. 6.32)で動作確認。

どうやったのか、どこを変更するのか、などについてのメモは別記事に掲載予定。

拡張前

ちなみに、拡張前の設定画面はこのようになっています。

左クリックには、「左クリック」か「右クリック」のどちらかしか割り当てられません。

また、一番たくさんの機能が割り当てられる中央ボタンでも、この程度です。

類似拡張用ソフトウェア

このような機能拡張を行うソフトに「uberOptions」がありますが、SetPoint最新版には対応していないことに加え、人気のM570にも対応していないようです。また、「SetPointPlus」というものもありますが、左右ボタンの特別扱いの対処ができていないようで(たしかに難しい)、機能一覧に表示する機能が厳選・分類されていないようでした。

これらの点で、今回わざわざ作った意義が出てくるわけです。というか、どちらも結局xmlを書き換えているだけなので、はじめからxml手書きで作っちゃえる分には簡単です。それに、独自機能をxml編集で実装する方法もいろいろ分かったので満足(DELキーボタンの追加など)。

まとめ

M570用にSetPointでの設定項目を増やし、ボタンの設定項目との組合せの制限を無くすためのファイルたちを作ってみました。

TM-250やTM150は所持しているので、すぐにでも、同様のファイルを作成可能です。また、マウスごとの解析・拡張ファイル作成法もブログにメモしておく予定なので、それを見ればいろいろできるかと思います。

備考

はじめは、必要なファイル群「10000AC.xml」「Strings.xml」「default.xml」を配布しようかとも思ったのですが、uberOptionsなどがxmlを直接配っていないのが、単にバージョンの違いを吸収するためだけでなく、改変したxmlを再配布したらまずい、というのがあるんじゃないかと気になって止めておくことにしました。

SetPoint拡張法

SetPointの拡張に興味がある方は、ここから順に読んでいくと良いと思います→「SetPoint拡張メモ:重要XMLファイル

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