LINEの仕組み from did2memo.net

LINEの仕組みや使い方などについて詳しく解説します

LINEを知らない人が「18歳未満のID使用禁止」のニュースを勘違いしないために知っておきたいこと

LINE (1008)

警察が「18歳未満のLINEのID使用を禁止」を要請する方針というニュースが流れていますが、LINEを知らない人がだいぶ誤解しているようです。そこで、このニュースを正しく理解するために知っておきたいことをいくつか紹介しておきたいと思います。ニュースなどが「ID」という言葉をちゃんと説明せずに使っているのが問題だと思うので、ここでは「ID」とは何かから説明します。

LINEユーザもいろいろ誤解しているようですが、今回はLINEユーザではない人向けの基本的なところを紹介しておきます。

「ID」ってアカウントのことじゃないの?「ID使用禁止=LINE利用禁止」でしょ?→違う

一般にIDという言葉が「アカウント」という意味でも使われることもありますが、LINE関連の話で「ID」が出てきたら、一般的に使われがちな「アカウント」という意味は考えないでください。「ID」は「LINE用語」だと考えてください

つまり、「ID使用を禁止」は、「アカウント使用を禁止=LINEの使用禁止」という意味では決してありません

ちゃんと説明しないで「ID」という単語を見出しに使ったりしているので、そりゃ誤解しかねません。

IDは、自分で設定できる文字

「ID」とは、まず第一に「LINEアカウントを作った人が、任意で設定できる文字列」です。

naver-line-what-is-id

なので、最初は未設定で、わざわざ自分で設定するものです。多くの人は友だちに教えやすいような文字列を設定しています(例:ayaka1224)。

※他の人が設定済みの「ID」と同じ「ID」は設定できません。

IDは「アカウント検索」に使う

そしてこの「ID」は、アカウントを検索するために使うものです。

LINEアプリには、設定した「ID」で自分のことを見つけてもらえる友だち検索機能があります

検索は完全一致のみです。ずらっと検索結果が表示されるわけではなく、ぴったり一致した人のみが表示され、そこから「友だち登録」ができます(LINEの「友だち」はFacebookのような「両方向許可必要型」ではなく、Twitterのような「一方向許可不要型」です)

検索結果は次のように表示されます。完全一致で同じ「ID」を複数のアカウントが設定することはできませんから、検索結果は出てきても1人だけです。

naver-line-id-tsuika

完全一致した「ID」を設定しているアカウントが存在しない場合は、「入力したIDのユーザーは存在しないか、または検索を許可していません。」と表示されるだけです。

以上がLINEでの「ID」

これが、LINEでの「ID」です。

この機能が制限されて、IDを使って友だちを検索することと、検索されることの両方向が使えなくなるだけです。LINEが使えなくなるというのとは全く違いますし、もちろんID以外にも、いろいろな友だち登録の方法が用意されています

どうせ年齢なんて偽装するだけでしょ?

年齢を偽装できるかどうかは別として、「LINEに年齢や生年月日を入力するところは無い」というところを間違えないでください

年齢の情報は、契約情報を参考にキャリア(au/softbank/docomo)が提供します(実際には、18歳未満かどうかをYes/Noで提供する)。

なので、簡単に生年月日をごまかせば…という話ではありません。これが原因で、なかなかこの年齢確認の仕組みが導入できず、今月下旬に搭載されそう、という状態です。

また、すでにauではこの仕組みが導入されていることにも注意してください。新しくsoftbankとdocomoがこの仕組みに対応する予定になっています。

まとめ

実はauの年齢認証に回避方法があることが言われていたり、このID検索の仕組みそのものにはいろいろな問題があることも重要なことなのですが、とりあえず「IDとは何か」を知らないと勘違いの連鎖が起こってしまうので、ここで基本中の基本を説明しておきました。これを知った上で、ニュースをもう一度読んでみてください。

興味がある人は、次の文章もどうぞ。

  • LINE「ID検索 18歳未満に利用制限」の誤解と「ユーザURL」を知らないLINE公式アカウント」 - すでに「ID検索」の替わりの方法が発達しており、今さら「ID検索禁止」を徹底しても、形だけの「青少年保護やってるよアピール」にさえ見えてしまいます。本当なら、IDと同じように掲示板に書き込んで友だちを作れる「ユーザURL」についても、同等の規制が必要なはずです。今はまだIDのほうがメジャーですが、確実にユーザURLは普及しています。

コメント(0)

新しいコメントを投稿