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機能一覧の追加・変更の方法は「SetPoint拡張メモ:拡張手順の概略」で紹介しました。それを利用して機能を追加していくと、項目一覧が肥大化し、並び替えたくなります。しかし、実は機能一覧の「その他」は、名前順にソートされてしまうので、名前を変えるしか並び順を変更する方法がありません。また、機能によってはどんな機能なのかがわかりにくい名前であったり、そもそも間違っている場合もあります。
そこでこのエントリでは、特定の機能の名称を変更する手順を紹介します。今回は例として、「PageUp」HandlerSetの名前を変更してみます。実はPAGEUPには、全く逆の意味の「ページ ダウン」という名前がつけられてしまっていて、直してあげる必要があります(SetPoint 6.32)。
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default.xmlでHelpStringを特定する
まず、default.xmlを「PageUp」、もしくは「<HandlerSet Name="PageUp"」で検索します。default.xmlの下の方に、該当するHandlerSetタグが存在するはずです。
そのタグの「HelpString」の設定内容をメモします。例である「PageUp」の場合は、「HELP_PAGEUP」です。
Strings.xmlの該当箇所を書き換える
次に、Strings.xmlを、先ほどメモした「HelpString」で検索して、対応づけられたStringタグを見つけます。例で検索すると、「ALIAS」要素が「HELP_PAGEUP」になっている「String」タグが見つかると思います。
そうしたら、そのタグの中身が機能の名前を定義している文字列なので、そこを書き換えます。例の場合は「ページ ダウン」となっているはずなので、「ページ アップ」に書き換えればOKです。
保存・再起動
Strings.xmlを保存したら、SetPointを再起動します。以上で、ボタンの機能の表示が、書き換えた新しい名称に変更されるはずです。
名称書き換えの便利な使い方
ボタンの機能をグループ分けして、「グループ名:機能の名前」のようにすると、機能一覧がとても見やすくなり、設定しやすくなります。参考:トラックボールM570のカスタマイズ性を高めるSetPoint拡張ファイルを書いてみた
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2014年7月8日(火) 13:15
ロジクールマウス設定カスタマイズ「One Touch Search」
ロジクールのマウスM545を購入し設定ソフト「set point」にて設定で困っております。
ボタンに任意の機能を割り当てることができるのですが中でも「One Touch Search」という機能が大変便利でカスタマイズできないかと試行錯誤しております。
※「One Touch Search」とは、特定文字列を選択した状態でボタンを押すとブラウザがオープンして検索結果が表示されるというものです。
ブラウザは、4つだけです。これを設定ファイルなどをカスタマイズして以下の事をできるようにしたいです。
①検索サイトを増やしたい。
②同時に何件もの検索サイトを検索できるようにしたい。
XMLファイルを改変することになると思います。
ご教授お願い致します。