情報科学屋さんを目指す人のメモ

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Eclipseの既存プロジェクトをMavenプロジェクトに変換する(5):Directoryの設定

Eclipse (60) Maven (19)

前回の「Eclipseの既存プロジェクトをMavenプロジェクトに変換する(4):Dependencyの設定」に引き続き、pom.xmlに最低限の設定を施します。

今回は、ソースが置いてあるディレクトリと、コンパイル結果を出力するディレクトリを設定します。

どうしてこの設定が必要なんだっけ?

今回は、Mavenの推奨ディレクトリ構造ではなく、既存プロジェクトのディレクトリ構造を尊重する方針にしたため、Mavenのデフォルトで設定されているディレクトリを上書きすべく、設定する必要があります(Mavenが推奨するディレクトリ構造にしたい場合は、ファイルを移動する必要がある)。

設定対象

設定対象は、「sourceDirectory」「outputDirectory」がメインです。それぞれソースコードが置いてあるフォルダと、コンパイル結果(.classファイル)を出力するフォルダです。

また、Test用のコード向けに「testSourceDirectory」と「testOutputDirectory」もあります。こちらもまとめて設定してしまいます。

そして、「directory」で.jarファイルの出力先を指定します。

設定方法

pom.xmlファイルに直接次ような行を追加してください。

  <build>
    <sourceDirectory>${basedir}/src</sourceDirectory>
    <testSourceDirectory>${basedir}/test</testSourceDirectory>
    <outputDirectory>${basedir}/target/classes</outputDirectory>
    <testOutputDirectory>${basedir}/target/test-classes</testOutputDirectory>
    <directory>${basedir}/target</directory>
  </build>

このとき、「project」タグの子である「build」タグの子として「sourceDirectory」など4つのタグを設置するのがポイントです。場所を間違えないように注意してください。

ここで「${basedir}」は、pom.xmlがあるフォルダまでのフルパスに展開される変数です。また、ここでは「/(スラッシュ)」で指定しています。Effective POMを思い出してみれば分かるとおり、「\(円マーク・バックスラッシュ)」でなくて大丈夫か?という疑問が湧くかもしれません。ただ、これで問題ないようです。

最低限の設定完了

これで、最低限の設定が完了したので、次回、最後にMavenを使ったコンパイルを行いたいと思います。

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