MacBookのApple ID設定時の「サーバーでエラーが起きたため、サインインできませんでした」エラー対策法

Apple IDにログインする際に、次のエラーメッセージが赤い字で表示されました。

サーバーでエラーが起きたため、サインインできませんでした。サインインし直してください。

この文字列全体で検索したところ、一致するページが見つかりませんでした（書くことにした理由）。

このエラーを見て、パスワードが間違っている（入力ミス）のかと思いましたが、何度試してもダメだったので、一度、でたらめにパスワードを入力してみたところ、エラーメッセージが変わりました。

Apple ID またはパスワードが正しくありません。

つまり、パスワードが間違っているわけではなかったようなのです。

そこで再びパスワードを真面目に入力してみると、最初と同じエラーが表示されました。

ここで「スキップ」してもよかったのですが、少し粘るために、初期設定画面を最初まで戻ってみました。

英語なら通るかも、ではなくて、英語でエラーメッセージを表示させて、それで検索しようという作戦です。よく使う方法です。（ただし今回の場合、英語にして解決してしまって不都合が起きないとも限らないからちょっと厄介）

その結果、やはり失敗し、次のエラーが表示されました。

Couldn't sign in because of a server error. Try signing in again.

（ちなみにパスワードを間違えたときは「 Incorrect Apple ID or Password.」でした。）

これで検索してみると、「TS4036 could not sign in apple ID...: Apple Support Communities」というページが見つかりました。

これによれば、 appleid.apple.com へ行き、「password security questions」と「birthday」を変更してもう一度戻してみたらうまくいった、とのことでした。

ということで別のPCからApple IDにログインしてみましたが、「アカウントの変更」にそれらの設定項目がありませんでした。しかし、「アカウントの変更」の「Apple ID」という項目に「appleid.apple.comで編集」というリンクがあったので、そこからログインしてみました（メモ：間違えると「Apple ID、またはパスワードが違います」と表示）。

すると、「My Apple ID>サインインしてApple IDを管理>情報を入力してください」という画面が表示され、「今後パスワードのリセットが必要になった場合のために、以下の情報を登録してください。」と言われました。ちょうどそこで要求されたのが「誕生日」と「セキュリティ質問」の２つでした。そこでそれらを入力して「続ける」をクリックしました。

次に「お客様のメールアドレスをご確認ください。」と表示されたので、「確認用メールを送る」をクリックしました。「Apple ID ご連絡先メールアドレスをご確認ください」というメールが届くので、そこにある「今すぐ確認」というリンクをクリックしました。するとまたApple IDとパスワードが要求されたので、それらを入力して「メールアドレスの確認」をクリックし、「メールアドレスが確認されました。」と表示されました。

もう一度「お客様のメールアドレスをご確認ください」のページから「My Apple ID」にジャンプしてみると、今まで見たことのないApple IDのページが表示されました。

もしかすると、AppleストアでApple IDを作成しただけでは、実際にMacから利用できる完全なApple IDが作成されないのかもしれません。

この状態で再びApple IDの設定画面でサインインに挑戦してみたところ、ちゃんと次の利用規約のページに進むことができました。なるほど、という感じですね。

「サーバーでエラーが起きたため、サインインできませんでした。サインインし直してください。」というエラーが表示された場合は、My Apple IDにログインして、ちゃんとMy Apple IDにセキュリティ質問と誕生日が設定してあるか確認してみてください。