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Excelにおいて、値が「0」になっているセルを「削除(値のクリア)」する方法を紹介します。「非表示」ではなくて、「削除」です(Excel 2010で確認)。
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0を非表示ではなくて削除したい場面
例えば0を削除したくなるのは、「0」がデータ無しを表していて、データを折れ線グラフで表示する場合です。
「0」が入力されていると、データが無いところだけ、グラフが0に張り付いてしまいます。
これは、例えば書式設定を使って「0」を非表示にしても、変わりません。グラフは「0」を認識します。
0を全て削除する方法
「0」という値が入力されているセルをすべて選択して、値を削除する方法を紹介します。
「0」を全て検索する
まず、「Ctrl+F」で「検索と置換」を表示します。
次に、検索タブにある「検索する文字列(N)」に「0」を入力し、「オプション(T)>>」「セル内容が完全に同一であるものを検索する(O)」にチェックを入れます。
そして、「すべて検索(I)」をクリックしてください。
こうすると、「検索と置換」ウィンドウの下の部分に「0」と入力されているセルの一覧が表示されます。
「0」を全て選択する
そうしたら、その一覧のうち、適当な行を1つクリックして、1つだけ選択してみてください。選択された行は青色に表示されるはずです。
この状態で、「Ctrl+A」を押してください。これで、検索結果(「0」が入力されたセル)がすべて選択された状態になります。しかし、まだ操作できません。
最後にその選択した状態で、Excelのウィンドウのタイトルバーなど、適当な余白(セルではない領域)をクリックして、フォーカスを移してください。これで、普通に複数セルを選択した状態になり、いつも通り操作ができます。
削除する
この状態になったら、最後に「Delete」キーを押すだけです。これで、「0」が入力されていたすべてのセルの値が削除されます。
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