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Synergyなんかでマウスやキーボードを共有するのをメジャーだとするならば、音を共有するのはかなりマイナーだと思います。今回はそんな音声の共有をしてみたので、メモしておきます。PCは両方ともWindows 7 SP1 64bitです。
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マウス・キーボードの共有
これはSynergy、とみせかけて、Mouse without Bordersで共有します。難しいことなく、片方で表示されたパスワードとPC名をもう一方のPCに入力するだけで共有できます。
サウンドの共有
こっちはどうするかというと、少ないながらも共有するソフト(例:PulseAudio)があるようなのですが、今回はそれを使うという選択肢は選びませんでした。また、Synergyには、音声を共有する仕組みはありません。
というわけで、原始的に、片方のPCのイヤホン出力から、もう一方のPCの入力へ、ステレオミニプラグのケーブル(よく使われるイヤホンのケーブル)でつなぐことにしました。両方のPCで光入出力が使えれば、そちらの方が音質敵には良いと思います。ただ、ワイヤレスやネットワーク越しだと、遅延がひどく、動画鑑賞に堪えられないかも知れません(特にBluetoothでは)。
ステレオミニプラグ オス・オス の購入
イヤホン出力も、入力も、共に穴が空いているので、両方に差し込むためには、ケーブルの両側が差し込める形になっているオス・オスケーブルが必要になります。
そして、長い方が便利なのですが、それほど長いオス・オスケーブルが見当たらなかったので、長めのオス・メスケーブル(延長ケーブル)と、短めのオス・オスケーブルを購入しました。
差し込むだけでは音は出ない
入力側のPC(デスクトップPC)で、音に関するインターフェースがそこそこ搭載されていれば、入力端子として「ピンク色」のマイク端子や、「水色」のライン入力端子が用意されているのが定番です。
今回は同じ入力目的でも、マイクを接続するわけではないため、ライン入力(水色)端子に接続した場合を考えます。
ただピンクにしろ水色にしろ、接続しただけでは、その入力がスピーカーから出力されることはありません。
あくまで入力端子に接続しただけでは、PC自体に入力音が提供され、それを対応アプリで利用・録音することはできるものの、それを妨げてしまう可能性もあるため、接続してすぐその音がそのままスピーカーに出力されるわけではないためです。
設定を変更して、スピーカーに出力するように指定してあげる必要があります。
タスクトレイ(右下)のスピーカーアイコンを右クリックして、「録音デバイス」をクリックします。
すると、「サウンド」の「録音」タブが開くので、「ライン入力」が無効になっていたら右クリックから「有効」に、既定になっていなかったら、これまた右クリックから「既定のデバイスとして設定」しておいてください。
さらに、その「ライン入力」を右クリックして、「プロパティ」を開きます。そして「聴く」タブにある「このデバイスを聴く」にチェックを入れて、適用をクリックしてください。これで、音が出るようになるはずです。
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