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SONYが手がけるVAIOの最終モデルである2014年春モデル「VAIO Fit 14A」の購入直後初期設定をメモしておきます。ポイントは、ちゃんと説明書を読むこと。読めば例のアカウント名問題が回避できます。
目次
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VAIO Fit 14A
正確な型番は、「SVF14N2A1J」です。
Windows 8.1 ノートPC(ソニー製VAIO)の初期設定手順
さて、このVAIOを例に、Windows 8.1ノートの購入直後初期設定手順を追っていきます。今までに比べるとWindows8は、1画面に表示される設定項目が多い印象です。画面遷移の回数が節約された感じ。それでも少なくはありません。
【超重要】LANケーブルを刺さない
後の手順でネットに間違えて接続しないように、LANケーブルは刺しません。
電源投入
電源ボタンで電源を投入します。その前にクイックスタートガイド(ぺらっぺらの6ページだけど、これが大切)を手元に置きます。
VAIOの馴染みのあるロゴが最初に表示されてから、一度暗転し、再び全く同じロゴ画面が表示され、いきなり地域と言語の設定画面へ移動します。
地域と言語
- 国または地域:日本
- アプリの言語:日本語(日本)
- キーボードレイアウト:Microsoft IME
- タイムゾーン:(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京
デフォルト値のまま「次へ」。
ライセンス条項
ライセンス条項を読んで「同意します」。
セキュリティ対策を開始しましょう
この画面、自作PCのときはなかった気がします。次の文章が表示されます。
お使いのパソコンではウイルスバスタークラウド90日版(以下「ウイルスバスター」)がご利用可能です。ウイルスバスターはウイルス対策だけでなく、個人情報の漏洩やWebからの脅威を未然に防ぐ総合セキュリティ製品です。パソコンを安心してご利用頂くため、パソコンご利用開始時よりセキュリティ対策を行って頂く事をお勧めいたします。
というわけで、体験版、ではなくて(?)、90日版のウイルスバスターの有効化を促されます。
使用許諾契約に同意しウイルスバスターの利用を開始する。なおウイルスバスター利用後は脅威情報がトレンドマイクロに送信されます。いずれも同意する場合はチェックオンを確認して「次へ」をクリックしてください。
にチェックが入っていますが、ここではチェックを外して「次へ」(「スキップ」押すだけでも良かったかも)。どうせこの後理由があってみなさん初期設定時にはネットに接続しませんし、自分は以前購入した10台まで使えるカスペルスキー(ウイルス対策ソフト)を入れるので。
パーソナル設定
ここでは、配色(色)と、「PC名」を設定します。
初期設定では、色として右から8番目の青色が選択されており、「PC名」は「VAIO」となっていました。
色はそのまま、PC名だけ「VAIO_Fit_14A」に変更して「次へ」。
※PC名は、半角英数字にしました。PC名に変な文字を入れようとしたり、空白を使おうとすると、「名前に使う文字の組み合わせは自由です。ただし、空白文字と次の文字を含めることはできません:...」が表示されます
【超重要】オンラインに接続
ここで、「オンラインに接続」という画面が表示され、「PCの設定を完了するため、ネットワークを選んで接続してください」と促されるのですが、ここでは「この手順をスキップする」をクリックして、インターネットへの接続を回避します。
どうして?
もしこうしないと、Microsoftアカウントでのログインが強制されます(8.1から)。そして、ここでネットワークに接続しなければ、「ローカルアカウント」、つまり、今までのWindows 7以前のMicrosoftアカウントとは関係ない、このPCのために作成する普通のアカウントを新規作成できます。
スタートアップガイドも推奨
実は、スタートアップガイドでも「接続画面ではこの手順をスキップするを選択します」という注意書きがあり、後者の展開を促しています。
実際、こうしないでMicrosoftアカウントでいきなりログインすると、ユーザー名を指定できず、Microsoftアカウントの下の名前(漢字なら漢字)になり、ユーザーフォルダも漢字になりますし、後からログインもできるので、ログインしたい人は後からログインしてね、ということにしてあるのだと思います。
設定>簡単設定
すると、次は「設定」というくくりに入り、「簡易設定」を勧められます。
以下の設定をお勧めします(必要に応じて Microsoft に情報が送られることがあります)。この設定は、[自分で設定する]から変更することも、後から変更することもできます。
- このネットワーク上のデバイスとコンテンツを自動的に探して接続する。
- Windows の更新プログラム、アプリの更新プログラム、デバイスソフトウェアを自動的にインストールする。
- Internet Explorer で Do Not Track をオンにする。
- 安全でないファイル、アプリ、Web サイトからPCを保護し、問題の解決策をオンラインで調べる。
- Microsoft ソフトウェア、サービス、位置情報サービスの機能向上のために、情報を Microsoft に送る。
- Bing を使って Windows Search の検索候補とWeb検索結果を取得し、自分に合った検索結にするために位置情報などの情報を Microsoft が使うことを許可する。
- Internet Explorer で、ページ予測を使ってページを事前に読み込み、閲覧の履歴を Microsoft に送る。
- Windows やアプリで自分の名前、アカウントの画像、広告識別子を使ったり、位置情報を Windows 位置情報プラットフォームに要求したりすることを許可する。
しかしここでは簡易設定をやめ、「自分で設定する」をクリックしました。
その結果、ここからが長くなります。
設定(2)
ここでは、2分野の設定があります。
PCとアプリを更新する
- Windows Update:「重要な更新プログラムと推奨される更新プログラムを自動的にインストールする」→「Windows Update を設定しない(お勧めしません)」
- 新しいデバイス用のデバイスドライバー、アプリ、情報を自動的に入手する:オン→オフ
- アプリを自動的に更新する:オン→オフ
こちらはデフォルトを全変更。
PCとプライバシーを保護する
- SmartScreenオンラインサービスを使って、WindowsストアアプリとInternet Explorer で読み込まれたサイト内の悪意のあるコンテンツや、悪意のあるダウンロードから保護する:オン
- Internet ExplorerでアクセスしたWebサイトにDo Not Track要求を送る:オン
こちらはデフォルトそのまま。そして、「次へ」。
設定(3)
まだ続きます。
解決策をオンラインで調べる
- 問題の解決策をWindowsエラー報告を使ってオンラインで調べる:オン
- 一部のサイトでのエクスペリエンス工場のために、Internet Explorer の互換性リストを使う:オン
Microsoft 製品やサービスの品質向上に協力する
- 位置情報認識アプリを使う場合に一部の位置データをMicrosoftに送る:オフ
- カスタマーエクスペリエンス向上プログラムの一環として、PC の使用状況に関する情報をMicrosoftに送る(集める情報の改善のため、ファイルが定期的にダウンロードされます):オフ
- ヘルプエクスペリエンス向上プログラムの一環として、ヘルプの使用状況に関する情報をMicrosoftに送る:オフ
すべて初期設定のまま「次へ」。
設定(4)
ここでは、一気に6つの項目が表示されます。
Microsoft やその他のサービスと情報を共有する
- Bingを使ってWindows Searchの検索候補とWeb検索結果を取得し、自分にあった検索結果にするために履歴、位置情報、一部のアカウント情報をMicrosoftが使うことを許可する:オン→オフ
- Internet Explorer で、ページ予測を使ってページを事前に読み込み、閲覧の履歴をMicrosoftに送る:オン→オフ
- アプリで自分の名前とアクンとの画像を使うことを許可する:オン→オフ
- アプリ間のエクスペリエンスのために、アプリで自分の広告識別子を使うことを許可する:オン→オフ
- WindowsとアプリでWindows位置情報プラットフォームから自分の位置情報を要求することを許可する:オン→オフ
- Windows Defenderがオンのとき、Microsoft Active Protection Service に情報やファイルを送ってマルウェアからの保護を強化する:オン→オフ
若干迷うところもありつつ、ひと通り「オフ」に変更してから「次へ」。
お使いのアカウント
ここでいよいよ「ローカルアカウント」のユーザー名やパスワードを入力する画面が登場します。
※インターネットに接続してしまうと、この画面が表示されず、Microsoftのアカウント名とパスワードを入力するか、Microsoftアカウントの新規作成の2択になるはずです。
- ユーザー名:
- パスワード:
- パスワードの確認入力:
- パスワードのヒント:
個人的なポイントは、「パスワードのヒント」にヒントを入れないことだと思っています。パスワードのヒントになることは一切出さないに越したことはない、忘れたのであれば初期化覚悟、というスタンスです。私はよく「hint」とだけ入力しています。
また、ユーザー名で困る人がいますが、おすすめのユーザー名は「半角英字で下の名前」です。先頭は大文字でも小文字でも構わないと思います。とりあえず、漢字や、スペースを含むのを避けたいところです(ソフト、特に海外のソフトで問題・不具合が発生する場合がある)。フルネームである必要はありません。ちなみに、何も入力していない段階では、「例:Taro」と表示されています。
すべての欄を埋めて「完了」。
「もう少しで完了します」
これで初期設定が全て終わりました。「もう少しで完了します」「ようこそ」と表示された後、待ち時間になります。「アプリをインストールしています」が長い時間表示されます。「さあはじめましょう」で、いよいよ例のタイルな画面なスタート画面です。「Win+D」でデスクトップへ移動して、すっきりです。
ここから、初期設定から抜けてからの設定を行っていきます。
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2014年10月26日(日) 09:38
はじめまして。
Windows8.1にアップデートしたとき
時間がなかったので簡易設定にしてしまいました。
後から変更するやり方がわからないので教えてほしいです。