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郵便局の比較的新しいサービスに、「本人限定受取(特定事項伝達型)」というものがあります。これを受け取ることになったのですが、仕組みの説明やよくある質問を見ても疑問ばかり浮かんできました。というわけで、郵便局の「お客様サービス相談センター」にいろいろ質問してみたので、それでわかったことをメモしておきます。早く受け取りたかったので、「一番早く受け取るにはどうすればいいですか?」も聞いてみました。
目次
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本人限定受取(特定事項伝達型)とは
郵便局は、「本人限定受取」というサービス(「一般書留」のようなオプションサービス)をしていて、このサービスを利用すると、郵便や荷物を本人に渡してくれます。
家族に渡ることはありませんし、代理人が受け取ることもできません。「一般書留」だけでは本人が受け取るとは限らないので、本人に確実に渡すには、このサービスを使うことになります(ちなみにこのサービスの利用料はたったの100円です。ただし、一般書留に追加できるサービスで、一般書留が必須です)。
さて、「本人限定受取」には、本人確認手続きの厳しさ別に3種類(基本型・特例型・特定事項伝達型)あるのですが、特別一番本人確認手続きが厳しいのが「特定事項伝達型」です(「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に規定する本人確認レベル、だそうです)。
以降、特定事項伝達型(特伝)に限定して紹介します。
いつ使うの?
本人限定受取は、「クレジットカード発行」「銀行口座開設」「証券口座開設」などで利用されているようで、検索してみると「楽天銀行」「セブン銀行」「ソニー銀行」「イオンクレジット」「GMOクリック証券」「カブドットコム証券」「SBI証券」など、インターネット系な銀行・証券会社が多いようで、窓口が存在しないことと関係していそうです(調べ方的に見つかりやすかった可能性注意)。
受け取るまでの仕組み概略
まず郵便を本人限定受取型(特伝)で送ると、受取人住所の担当配達局(郵便局本局)に配達されます。
続いて、それを受け取った配達局は、受取人住所に、「本人限定受取型の郵便が届いていますよ」という通知書(封書)を発送します(なんという二度手間)。
それが届いたら、「郵便局に取りに来ますか?それとも、家まで配達して欲しいですか?」と書かれているので、その返事を郵便局に電話します。
郵便局に取りに行くにしろ、自宅受け取りにしろ、運転免許証などでしっかり本人確認をした上で、その郵便を受け取ることができます。
以上が本人限定受取(特定事項伝達型)の受取方法です。
疑問とその答え
ここからは、ずらずら疑問とその答えを書いていきます。
最速で受け取るには?
最速で受け取りたい場合には、「担当配達局から電話がかかってきたら、すぐにその郵便局に受け取りに行く」がベストだそうです。
ただしこのとき、荷物に電話番号が書いてあるかどうかと、事前に担当郵便局を確認しておくことが大事になります。
通知書の代わりに電話が来るの?
荷物の表に送り先の電話番号が書いてある場合のみ、電話で荷物が届いていることを通知するそうです。
この電話を受けることができれば、通知書の郵送を待つ必要がなくなるため、早く受け取ることができます。
なので、電話番号が書いてあるかどうかが、受け取れる早さの違いになります。
担当郵便局って事前に分からないの?
配達状況に掲載されます、ただし、配達が完了するまでは表示されません。
それより前に知りたければ、電話で問い合わせる必要があるそうです。
また、あくまで配達設備のある郵便局本局であるため、単純な「最寄りの郵便局」とは違うので注意が必要です。
問い合わせれば、教えてもらえますが、あくまで予定という謎の曖昧さがありました。
直接自宅に送ることはできないの?
そのようにして電話して、二度手間を回避して、すぐ自宅に送ってもらうことはできないか、ということを聞いてみたのですが、通知書が届くまで、窓口受取か、自宅受け取りかの選択を行うことはできないそうです。
配達2回分の時間がかかるの?
以上からわかるように、自宅に届けてもらうためには、差し出し郵便局から担当郵便局までの1回と、担当郵便局から受取人の家までの1回の計2回の配達があることになります。
というわけで、「2回分時間がかかるのか?」という質問には、「そういうようなことになります(こんな感じの曖昧な言い方)」とのことでした。しかし、時間によっては、翌日遅い時間に届く、ということは可能なようです。
どちらにせよ、やはりとにかく早く受け取りたければ、窓口が一番、とのことでした。
何時頃届く?
何時頃届くか(何時頃受け取れるか)、ということについては、あまり細かいことはわからないようでした。
配達状況の行き先ってどこ?
お問い合せ番号から検索できる配達状況に表示されるのは、通知書の配達状況ではなく、郵便(荷物)そのものの配達状況であり、到着するのは受取人の住所ではなく、担当郵便局となるそうです。
郵便局の問い合わせ電話番号
サービスに関する質問は、「お客様サービス相談センター」で受け付けていました。携帯電話の場合はフリーダイヤルではありませんが、直接オペレーターにつながるようでした(音声ガイダンスなし)。
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2015年1月20日(火) 15:23
私のところにも、クレジットカードがこの方法できました。早速連絡先に電話をしてみましたが、3分近く呼び出しても応答なし。もう一度かけ直すと今度は1分くらいで出ましたが、「お待たせしました」の一言もなし。
さらに「本人確認書類は何を使いますか?そこに書いてある中から指定してください」と言われ、運転免許証というと、「それでは12桁の免許証番号を言ってください」でも、配達の人が確認するのに何のために?と思ったが、仕方なく伝えると今度は「電話番号は?」ときた。
本人以外には渡さないとか、証明書やお知らせを用意しておけとか厳しいことを行っているクセに、こちらの個人情報はダダ漏れで大丈夫なのか疑問でいっぱいです。
こういうところがさすが元親方日の丸なんですね。
2015年12月1日(火) 16:43
荷物の表に送り先の電話番号が書いてある場合のみ、電話で荷物が届いていることを通知する、また、この電話を受けることができれば、通知書の郵送を待つ必要がないということですが、それは通知書は送られてこないということですか?
2015年12月17日(木) 22:38
電話かFAXでしか希望日時の連絡が出来ないなんて不便ですよね。
通知書に、問い合わせ番号の記載があるんだから
インターネットで受付してもらいたいです。
この辺り
がなんかまだお役所仕事的に感じます。
2016年9月24日(土) 22:03
通知書とはどのような者が送られてくるのか教えて貰っても大丈夫ですか?
また通知書なしで、キャッシュカード受け取りなどはできませんか?