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Windowsの画面下のアプリ一覧的バーのことを「タスクバー」と呼びます。Windows 8.1 Pro 64bitがプリインストールされているThinkPad X250にて、このタスクバー(explorer.exe)が、やたらとすぐ固まり、なかなか復活しない症状が頻発したので、対策に取り組んでみました。
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環境
ThinkPad X250 + Windows 8.1 Pro です。
症状:エクスプローラーが固まる
突然エクスプローラーが固まり、同時にタスクバーも固まる、という症状が繰り返していました。
「応答なし」になっており、CPUを全力で25%使ってしまっており、クリックしても応答してくれません。
しかし、しばらくすると復活するので、固まっていた最中のクリックが後から発動し、びっくりすることになります。
2つのexplorer.exe
この「(ファイル)エクスプローラー」と「タスクバー」は、どちらもexplorer.exeで、初期設定では一つのプロセスで動作しているので、両方が同時に応答なしになってしまいます。
そこでまず、フォルダオプションの「表示」タブにある「別のプロセスでフォルダーウィンドウを開く」で、プロセスを2つに分離します。
タスクマネージャーの詳細タブでコマンドラインを表示すると、次のように、起動方法の異なる、2つのexplorer.exeプロセスが見つかります。
- explorer.exe (起動コマンドライン:C:\WINDOWS\Explorer.EXE)
- explorer.exe (起動コマンドライン:C:\WINDOWS\explorer.exe /factory,{ceff45ee-c8652-41de-aee2-a022c81eda92} -Embedding)
すると、CPUを使い尽くすケースがあるのは、下の方で、プロセスを強制終了してもタスクバーが消えなかったので、どうやら(タイトルはタスクバーにしちゃったけど、)エクスプローラーに、何かしら固まる原因があり、そのあおりを受けて、タスクバーが固まっていたようです。
対策
そんなとき、Twitter経由でアドバイスをいただきました。感謝!
@did2memo この件とかどうですか?私もExplorer周りノートPCで不調だったのが、充てたら治りました http://t.co/JojakRyEer
— ふぁくとりーさん (@factory_ay) 2015, 4月 6
リンク先の記事を確認してみると、更新プログラム「KB3033889」が原因で、explorerが応答なしになることがあって、修正プログラムが「KB3048778」として提供されている、とのことでした。
修正アップデートを当てる
そこで、「スタートボタン右クリック>プログラムと機能>インストールされた更新プログラムを表示」で確認してみると、とりあえず「Microsoft Windows (KB3033889) の セキュリティ更新プログラム」がインストール済みであることがわかりました。
また、(一応確認してみると、)KB3048778はありませんでした。
そこで、更新プログラムの確認を行い、「オプション」から、「Windows 8.1 for x64-Based Systems 用更新プログラム(KB3048778)」を選択して、「インストール」をクリックし、更新を適用しました。
直った?
とりあえずアップデート後再起動をしてしばらく使用していますが、今のところ大丈夫そうです。様子を見ます。
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