情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

「iCloudフォトライブラリ」と「マイフォトストリーム」の違いメモ

iCloud (34) iPhone (1657) iPhone 6 Plus (23) iPhone 6s (54) iPhone 6s Plus (50) iTunes (46)

iPhone 6s Plus にデータを移行する際に、写真をWindowsのiTunesもしくはマイピクチャに移行しようと思ったのですが、iTunes上の「写真」のサイズが、「6226枚」あるのに「38MB」しかなかったりして、写真ってどうなってるんだっけ、と思ってiPhoneの設定を見たところ、「iCloud」と「マイフォトストリーム」の2つがあってややこしい&よくわからない、になってしまったので、ちょっと調べたことと、結局実施した、設定の変更内容を書いておきます。

設定

「設定>iCloud>写真」を開くと、次のように書いてありました。

iCloudフォトライブラリ【オフ】
ライブラリ全体をiCloudに自動的にアップロードし保存して、お使いのすべてのデバイスからアクセスできるようにします。

マイフォトストリーム【オン】
Wi-Fiに接続されているときに、自動的に新しい写真をアップロードしてすべてのiCloudデバイスにそれらをダウンロードします。

何が違うんじゃい、です。曖昧な部分に「知りたい」が隠れ混んでいる印象です。

サポートページ

Appleのサポートページ(support.apple.com)には、こう書かれています。

iCloud フォトライブラリを有効にすると、撮影した写真やビデオがすべて iCloud に保管されます。 引用元

「マイフォトストリーム」アルバムはどうなりましたか?
iCloud フォトライブラリを有効にすると、オリジナルの写真とビデオがすべて 1 つのライブラリに整理されます。マイフォトストリームは、最近の写真をアップロードし、iCloud フォトライブラリが有効になっていないデバイスと共有します引用元

マイフォトストリームは iCloud フォトライブラリとどのように連係しますか?
マイフォトストリームは、最近の写真をアップロードし、それらの写真をすべてのデバイスで表示し、読み込めるようにします。写真がマイフォトストリームに保管されるのは 30 日間です。iCloud フォトライブラリは、写真とビデオをすべて iCloud にアップロードし、すべてのデバイスで自動的に最新の情報を共有できるようにします。デバイスで iCloud フォトライブラリを有効にすると、ほかのデバイスからマイフォトストリームに追加した写真はすべて、写真 App の「すべての写真」タブに、「モーメント」「コレクション」「年別」に整理して表示されます。
引用元

両者の違い違い

とりあえず、このあたりを読むと、iCloudフォトライブラリは、まさしく「丸ごと同期」の機能で、これがメインとなっているようです。

その一方で、(少なくともiCloudフォトライブラリが有効になっているケースについては、)マイフォトストリームは、最近の写真のみを同期する役目がある、ようです。そして、古くなった写真は、クラウド上から消えてしまう、と。

スッキリしました。

iCloud.com

説明中に出てきた、 https://www.icloud.com/ にアクセスしてみます。

そして、「写真」を開きます。

すると、「iCloud写真」というページに、次のメッセージが表示されました。

写真 App へようこそ

写真 App は iCloud フォトライブラリとシームレスに連携して全ての写真やビデオを iCloud に保存し、ウェブ上で、 iPhone、iPad、iPod touch、Mac上で最新の状態に保持します。

写真 App を使うには、ご利用の iOS デバイスの iCloud「設定」で「写真」をタップし、iCloud フォトライブラリをオンにします。Mac では、写真 App を開いて「環境設定」で iCloud フォトライブラリをオンにします。

*iCloud 写真には iOS 8.1 以降、または OS X Yosemite 10.10.3 以降が必要です。

つまるところ、現状「iCloudフォトライブラリ」を有効に設定していないので、このiCloud.comの「写真(App)」も、機能していない、ということのようです。

iCloudフォトライブラリを使いたい

やはり、iPhoneに入っているデータで、バックアップを確実にしておきたいのは写真です。

iCloudの容量を追加購入しないと行けませんが、まぁそこをけちるほどではない気がしました(50GBが月130円!)。

iCloudの容量を追加購入!

というわけで、ひとまずiCloudの容量を追加購入します→「iCloudの容量を増やす(必要サイズ調査から容量の購入まで)

iCloudフォトライブラリを有効化

そして、そのままiCloudフォトライブラリの有効化もしました→「iCloudへのバックアップを再開しようとしたけれど

同期状況を確認する

iCloudフォトライブラリを有効にしたので、どんどんiCloudへ、写真がアップロードされるわけですが、特に進捗は表示されません。

とりあえず、「設定>iCloud>容量>ストレージを管理」に「iCloudフォトライブラリ」という表示が追加されているので、現在の同期の進捗(といっても、データサイズ)がわかります。

と、思ったら、「設定>iCloud>写真」の、「iCloudフォトライブラリ」の設定項目の真下に、「4,998個の項目をアップロード中」という進捗が表示されていました(この個数は全体ではなくて残り)。

アップロードには時間がかかる

およそ12GBの写真が、続々アップロードされているのですが、さすがに時間が掛かります。

icloud.comを見てみる

そういえば、と思い、再びiCloud.comを見てみました。

すると、表示がちょっと変わっていました。

ライブラリを準備中です。少々お待ちください

と表示されたので、数十秒待ちました。

これによると、どうやら写真のアップロードは、最近の写真から順番に実施されているようでした。まぁ、普通そうですよね。Dropboxもそう。

iCloudフォトライブラリ楽しい!

iPhoneに入っていた写真が全てiCloudにアップロードされて、www.icloud.comで閲覧できるのは、なんか楽しい具合高いです。

今までも全てDropbox(有料プラン、1TB)で同期されていて、見ようと思えば見られましたし、Windows PCに同期はされていたのですが、不思議なわくわく感があります。

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