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iPhoneやAndroidを使っていて、突然「app-adforce.jp」というサイトに飛ばされてから、アプリを開くようなことがあると思います。これを謎に感じる人向けの説明を書いておきます(※詳しくない人向けの記事なので、技術的な詳細はありません)。
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「App Ad Force」
「app-adforce.jp」は、「App Ad Force」というツールが利用しているURLです。
この「App Ad Force」については、あまり検索で情報が出てこないのですが、「CAテクノロジー(サイバーエージェントの子会社)」が提供している広告効果測定ツールのようです。
CAテクノロジーではスマートフォン向け広告効果測定ツール「App Ad Force」の提供を2011年2月18日に開始いたします。本ツールでは、スマートフォンサイトやスマートフォンアプリ内の広告から、企業のスマートフォンサイトやスマートフォンアプリへの流入数、コンバージョン数など、スマートフォン広告における全導線の広告効果測定が可能であり、スマートフォンを活用したプロモーション効果の把握・分析にご利用いただけます。本ツールは株式会社ディマージシェア(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大内慎)と共同で開発しており、iPhoneとAndroid端末に対応しております。なお、利用に当たっては初期費用10万円、月額費用10万円にてご利用いただけます。 (引用元)
app-adforce.jp に転送される理由
app-adforce.jpに転送されるのは、app-adforce.jpに一度転送することで、その転送経路をどれだけの人が使ったかなどの情報を集計することができるからです。逆に言うと、この単純な「一度app-adforce.jpを経由させる」という仕組みによって、AndroidでもiPhoneでも、共通の仕組みで使える、というのがポイントみたいです。
Androidだとこれ、iPhoneだとこれ、アプリだとこれ、別の広告だとこれ、とシステムが分かれているより、どこでも使える統一的な仕組みは扱いやすそうです。
回避方法について
この転送が嫌、というのは自分もそう思うのですが、何かをした時にapp-adforce.jpに転送されるように(Safariを開くように)なってしまっているのを簡単に回避することは難しそうです。
ひとまず、何か乗っ取られているだとかそういうことではないので、その点は安心してもらって良さそうです。
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2017年5月25日(木) 14:43
iPhoneであれば、
「設定」→「一般」→「機能制限」→「機能制限をオンにする」→「Webサイト」→「アダルトコンテンツを規制」→「常に禁止」→「Webサイトを追加」→「app-adforce.jp」を追加
で、画面は開くものの、接続&情報送信を拒否することができます。
※これ、ポイントサイト(お小遣い稼ぎサイト)やアプリなどで「○○○のインストールで○ポイントGET!」として使われているので、設定した場合、それらの報酬は得られなくなります。それらの報酬はAppleの規約違反なので困らないですが。