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現在、「iPhoneの時間設定を1970年1月1日に設定すると、iPhoneが軽くなる」だったり「不具合が直る」という噂が広まりつつあります。しかし実は、それらの噂は、1970年1月1日に設定して再起動するとiPhoneが起動不能になる(文鎮化する)という不具合(最近発覚したばかり)を悪用した「デマ」です。
iPhoneの時刻設定を1970年1月1日に設定してしまわないように気をつけてください。
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噂の内容
次のように、Twitter上でも、この再起動不能の不具合を悪用したツイートが広まっていて危険な状態です。
「軽くなる」などの理由を付けて、1970年1月1日に設定させようとしています。
iPhoneの動作が重くなったと感じたら
— s (@ElementDaughter) 2016, 2月 11
一度1970年1月1日に設定するとスケジュールキャッシュが削除されて軽くなるからオススメ
iPhone軽く出来るってマジ?
— エレキ (@elekibusuter485) 2016, 2月 11
手順
①設定アプリを起動、一般 > 日付と時刻…を開き、「自動設定」をオフにする
②日付を【1970年1月1日】まで戻す(2000年あたりで戻せる上限が来るのですが、更に無理矢理スクロールすると1970年まで戻ります)
③デバイスを再起動する
【朗報】
— キンチョーノレ (@kinchonore) 2016, 2月 11
iPhoneの動作を軽くできる!
iPhoneで設定を開き、現在時刻の設定を出す。
↓
時刻の自動設定をオフ
↓
日付を1970年1月1日まで戻す
2000年で戻せる上限が来るけど、更に無理矢理スクロールすると1970年まで戻る隠し機能が!
↓
iPhoneを再起動
iPhone軽く出来るってマジ?
— SёККЁЛ P.。o○ (@sosaspb14_1) 2016, 2月 11
手順
①設定アプリを起動、一般 > 日付と時刻…を開き、「自動設定」をオフにする
②日付を【1970年1月1日】まで戻す(2000年あたりで戻せる上限が来るのですが、更に無理矢理スクロールすると1970年まで戻ります)
③デバイスを再起動する
iPhone軽く出来るってマジ?
— 名無し (@kv_ph) 2016, 2月 11
手順
①設定アプリを起動、一般 > 日付と時刻…を開き、「自動設定」をオフにする
②日付を【1970年1月1日】まで戻す(2000年あたりで戻せる上限が来るのですが、更に無理矢理スクロールすると1970年まで戻ります)
③デバイスを再起動する
1970年1月1日に設定してしまうとどうなる?
1970年1月1日に設定してしまうと、次のように、再起動不能となり、基本的にはAppleによる修理が必要になるようです。
不具合が発症すると、再起動が正常に完了せずリンゴロゴのまま起動がストップした状態(リンゴループ、ブートループ)になります。
更に、リカバリーモードやDFUモードからの「iOSの復元」も行えない状態になる場合も報告されており、こうなってしまっては所謂【文鎮化】な状態です。 (引用元)
軽い気持ちで真似をすると、大変なことになってしまいます。
真似しないように
仮にこの問題が発生しないにしても、つまり、この不具合の真偽によらず、この時刻設定によって「軽くなる」なんていう話は全く無いので、真似しないようにしてください。
110番デマ
昨年には、110番をかけさせる同じようなデマが大流行し、行政がアナウンスを出すほどの大問題になりました。
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2016年2月14日(日) 22:09
リカバリーモードを実行したら、復活しました!
データは消えてしまいましたが、リカバリーモードを10回近く繰り返したら、復活しました!
操作方法はこちら→https://support.apple.com/ja-jp/HT204306#recovery