「メチャカリとメルカリって同じ会社が運営しているの？」について

メチャカリは、月額制で、洋服をレンタルできるサービスです。

現在、欅坂46が出演するTVCMが放映されています。

服借りホーダイアプリ「mechakari（メチャカリ）」を運営しているのは、「株式会社ストライプインターナショナル」です。

• 株式会社ストライプインターナショナル - STRIPE int'l

もともと「クロスカンパニー」という社名でしたが、ちょうど今月１日より社名を変更しました。

クロスカンパニーという名前であれば、知っている人も多いかも知れません。

「eath music&ecology」や、「E hyphen world gallery」などのブランドを運営している、1994年創業のアパレルの製造販売を展開する会社です。

公式ホームページでは、この社名変更について、次のように説明しており、その「新しいチャレンジ」のひとつがこの「mechakari」なのだと思われます。

ストライプは多くの民主主義国家の国旗にも使用されているように、「自由」と「革新」の象徴です。当社は昨年度、事業領域をアパレルから「ライフスタイル＆テクノロジー」へと拡大いたしました。今後は、アパレル事業で培った経験やノウハウを活かし、より自由に新しい領域の事業に挑戦しながら、欧米進出を含めた本格的なグローバル展開を目指していきます。新社名は、その新しいチャレンジへ向けた第一歩です。 （引用元）

一方、フリマアプリ「メルカリ」を運営しているのは、「株式会社メルカリ」です。

• メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ

こちらは、アパレル関連の会社ではなく、2013年に設立されたばかりの、アプリ開発側に背景のあるベンチャー企業です（とはいうものの、すでに大きな会社になりつつある）。

というわけで、mechakariの運営会社とメルカリの運営会社は、別の会社です。

その他、分かる範囲で出資関係（子会社かどうかとかそういうことです）などを一応調べましたが、やはりmechakariとメルカリは、それぞれ全く関係の無い会社が運営しているようです。

つまり、名前が似ているだけで、メルカリの会社が新しくmechakariを作った、というわけではないということです。

アプリ「メルカリ」は2013年7月リリースであり、「mechakari（メチャカリ）」は2015年9月リリースです。

「メルカリ」は、mechakariがリリースされる4ヶ月前の2015年5月の時点で、1500万ダウンロードを記録しており、当然、とても有名なアプリとなっていました。

そのため、「メチャカリ」と名前を付けた時点で、メルカリを知らなかったとは考えにくく、メチャカリという名前を付けるにあたって、名前が被っていることを多少は意識したのではないかと思います。

しかし、調べた範囲では、たまたま被ってしまったのか、似たことを良いことととらえているのかどうなのかは全く分かりませんでした。

それはともかく、運営会社は別だよ、ということは覚えておいた方が良さそうです。

まぁ、名前、似てますよね、とても・・・