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現在各種Androidスマホにて、「AndroidシステムのWebView」というソフトウェアコンポーネントが原因で、画面が正しく表示されなかったり、エラーが繰り返し表示されるなど、様々な問題が発生しています。
この解決策として有力なのが、「AndroidシステムのWebView」の最新版への「アップデート(更新)」です。
この記事では、そのアップデート手順を紹介します。
目次
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「AndroidシステムのWebView」とは
「AndroidシステムのWebView」とは、Androidアプリが、Webページをアプリ内部に埋め込んで表示するために使えるコンポーネント(部品)です。
例えば、LINEアプリのスタンプショップ画面は、実際には「Webページ」として作られている画面で、それを埋め込みWebブラウザを用いて表示しているような状態です。その「埋め込みブラウザ」こそが、「WebView」で、Google Play上の正式名称が「AndroidシステムのWebView」です。
発生中の不具合の例
2017年1月8日現在、発生している大きな問題は以下の通りです。
- LINEアプリ内の表示がおかしい(例:LINEニュース・スタンプショップなどが正しく表示されない・真っ白になる・画像が表示されないなど)
- セキュリティ警告のエラーが何度も表示される
その他、さまざまなアプリで、表示されない・画像が読み込まれない・表示がいつもと違う・崩れる系の不具合が発生しています(本文下部の資料参照)。
「AndroidシステムのWebView」のアップデート方法
「AndroidシステムのWebView」も、基本的にはGoogle Playからアップデート(更新)することができます。
次のリンクを開くか、Google Playアプリで「WebView」と検索して、「AndroidシステムのWebView」という、Google社が提供しているアプリを見つけてください。
実際の表示例はこちらになります:
これが表示できたら、「更新」をタップしてアップデートしてください。
※「有効にする」が表示されて、タップしても反応しない場合は「【Xperia Z5+Android 7.0】「AndroidシステムのWebView」を有効にできない問題について」を参考にしてください。
アップデートが終わったら、Androidスマホの電源を一度切って、再起動してください。
直らない・対応していない・アップデートできない
アップデートしても直らなかったり、「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」と表示されてアップデートできない、などの場合については、こちらでも紹介しているChromeアプリのアップデートにて改善されないか試してみてください。
資料:古いWebViewが原因での不具合報告のあるアプリ
リンク先は、各アプリにおける、この問題についての説明ページです。
- LINE
- LINEゲーム全般(ディズニーツムツム、LINEレンジャーなど)
- LINE連携・LINEログイン機能を利用するアプリ(snowなど)
- LINE Pay のオートチャージ設定画面
- Amazonアプリ
- Kindleアプリ
- グリモア(グリモア ~私立グリモワール魔法学園~)(談話室が真っ黒な表示となる)
- ケータイ 国盗り合戦
- JAL
- TAMIYA PASSPORT
- ドラゴンクエストⅩ 冒険者のおでかけ超便利ツール
- ゆるドラシル(通信エラーが発生しました。リトライを行います。[はい])
- マンガボックス
- 星彼Days
- ポコロンダンジョンズ
- 魔法科ロストゼロ
- ぷよぷよ!!クエスト
- リトルノア
- デジラアプリ
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