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ここ2日ほど、神戸で発見された「ヒアリ」が話題となっています。それに関連して、「ヒアリの分類は『ハチ目・スズメバチ上科・アリ科』である」という事実からヒアリの危険性を伝えようとしているように見えるツイートを見かけました。
しかし、その「ヒアリの分類がハチ目・スズメバチ上科・アリ科である」という部分に少し「あれ?」と思いました。
これ自体間違いではないのですが、おそらくここからとある勘違い・誤解をしてしまう人はとても多いと思ったので、調べた結果を紹介します。
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ヒアリは確かに「ハチ目・スズメバチ上科・アリ科」
まず最初に確認ですが、確かに現在話題の「ヒアリ」は、確かに「ハチ目・スズメバチ上科・アリ科」です。
もっと細かい分類では、「アリ科」の下に、「フタフシアリ亜科・トフシアリ属・ヒアリ」と続きます。
このあたりの話を目にして、特に「スズメバチ」という部分について、「だからヒアリは毒性が強いのか」「だからヒアリに噛まれるとアナフィラキシーショックの危険があるのか」と思う人が多いのではないかと思います。
誤解について
ここまでだとまだぎりぎり誤解じゃないかもしれないのですが、これについて、「同じアリでも、ヒアリはスズメバチ上科なんだ(スズメバチの仲間なんだ)、だから特別なんだ」という認識を得てしまっていたとすれば、それは誤解です。
「アリ」全般がそもそも「ハチ目・スズメバチ上科・アリ科」
というのも、別に「ヒアリ」に限らず、一般的な「アリ」自体、「スズメバチ上科・アリ科」なのです。
アリ(蟻、螘)は、ハチ目・スズメバチ上科・アリ科(Formicidae)に属する昆虫である。 (引用元)
なので、「スズメバチ上科」というところについて、「ヒアリは特別なんだ」と思ってしまわないように注意してください(学校や職場で雑学として披露する際に注意?)。
「そもそも『アリ』って、『ハチ目・スズメバチ上科』なんだよ」ならよいわけです。
ちなみに
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