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Apple IDとして利用しているメールアドレスは変更することが可能です(現在利用中のメールアドレスによっては、変更できない場合もある)。
iPhone 8への機種変更などに伴ってメールアドレスを変更するユーザーが増えていますが、メールアドレス変更の際に「この形式のメールアドレスは携帯電話会社から発行されたものに見受けられます」エラーが表示されてしまう場合があり、問題になっています。
今回はこのエラーメッセージの意味と、別のメールアドレスの設定をおすすめする事情について説明します。
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Apple IDのメールアドレスを変更できない
Apple IDのメールアドレスを変更しようとして、次のエラーが出てしまって変更できなくなる場合があります。
Apple IDとして使用する新しいメールアドレスを入力してください。
○○○○@docomo.ne.jp
この形式のメールアドレスは携帯電話会社から発行されたものに見受けられます。このメールアドレスを使って Apple ID を作成することは可能ですが、Apple では他のメールアドレスの利用を推奨しています。
エラーの意味
このエラーは、今後の「携帯電話会社変更(MNP)」や、迷惑メール等が原因の「メールアドレス変更手続き」などで変わってしまう可能性があるメールアドレスをApple IDとして登録することは推奨しません、という意味です。
メールアドレスが変わってしまうと、パスワードの再発行が困難になります(連絡が取れなくなるので)。
また、その一度手放してしまったメールアドレスは、別の人に再利用(再取得)されてしまう可能性があります。すると、悪意を持って再取得したユーザーが、あなたに成りすまして、勝手にApple IDのパスワード再発行手続きを進めてしまう、などといった可能性も考えられます。
そのため、変更や再利用リスクの大きい携帯電話会社が発行するメールアドレス(キャリアのメールアドレス)の登録はおすすめしません。
Gmailなど、再利用できないメールアドレスを取得(手順)してApple IDの登録に使用することをおすすめします。
一応変更はできる
しかし、エラーメッセージに「作成する可能性は可能ですが」とあるとおり、変更が絶対にできない・登録が絶対にできないというわけではありません。
ただし現在、画像のどこにも登録ボタン(「続ける」ボタン)が表示されず、変更できない問題が発生しています。
これは単に吹き出しの表示位置が悪く、ボタンの上に被さって表示されてしまっていることが原因です。
そのため、キーボード操作で決定するか、PC版からApple ID(メールアドレス)変更を行うと、ちゃんと登録操作ができます。
付録:この問題が発生するURLの例
このエラーが表示されるメールアドレスの例としては、以下があります。
- docomo.ne.jp
- mopera.net
- softbank.ne.jp
- vodafone.ne.jp
- disney.ne.jp
- i.softbank.jp
- ezweb.ne.jp
- biz.ezweb.ne.jp
- ido.ne.jp
- emnet.ne.jp
- emobile.ne.jp
- pdx.ne.jp
- willcom.com
- wcm.ne.jp
- 139.com
- wo.com.cn
- 189.cn
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