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本日2018年1月3日現在、大手ニュースサイトなどの閲覧中に、突然「偽のサイトにアクセスしようとしています」と書かれた赤い画面に転送される問題が発生しています。
どこもタップしていないのに、記事を読んでいる最中に突然転送されてしまいます。この表示と、表示される原因、表示された場合の対策などについて紹介します。
目次
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症状:突然赤い警告画面が表示される
現在突然表示されるケースが確認されているのは、次の赤い警告です。Chromeブラウザでウェブサイトを閲覧中に、突然画面が切り替わって表示されます。
偽のサイトにアクセスしようとしています
****.com では、悪意のあるユーザーによって、ソフトウェアのインストールや個人情報(パスワード、電話番号、クレジット カードなど)の入力といった危険な操作を行うよう誘導される可能性があります。
[ ] 危険なアプリやサイトの検出に役立てるために一部のシステム情報やページのコンテンツを Google に自動送信する。プライバシー ポリシー
[詳細] [セキュリティで保護されたページに戻る]
原因
現在、この警告画面が突然表示されるユーザーが増えています。
Googleが危険なサイトへの接続をブロックしてくれている
実はこの現象の発生原因はかなり複雑で説明しにくいものなのですが、まず抑えておきたいのは、この警告はGoogle社が表示している正式なものであるという点です。
特に、アドレスバーの左に赤いビックリマークが表示されているのが特徴です。
Googleはこの警告画面を表示することで、危険なサイトに接続してしてしまいそうになったユーザーに対して、思いとどまるように接続をブロックしてくれています。
どうして危険なサイトに接続しそうになったのか
そこで問題になるのが、「どうして何もしていないのに危険なサイトに接続しそうになったのか」です。
実は昨年末より、ウェブサイトの閲覧中に、突然「偽のウイルス感染を警告する画面」に飛ばされる問題が発生しています。
この問題に遭遇してしまったことが、警告画面の原因です。
Googleが警告画面を表示する対象にした結果、警告画面が表示するだけで済んでいますが、今まではそれが発動すると、「あなたのシステムは4つのウイルスによってひどく損なわれています」というメッセージが表示されて、アプリのインストールに誘導され、必要の無いアプリをインストールさせられてしまっていました。
対策
この画面が表示されてしまった場合は、ひとまず「戻る」ボタンで前の画面へ戻ってください。
しかし、もともと戻ったページから転送されたため、再び転送されてしまう可能性があります。そのため、繰り返し転送されてしまう場合は、そのサイトの利用をしばらく避けるようにしてみてください。
また、別のサイト含めて転送を繰り返してしまう場合は、この転送の仕組み(広告配信の仕組み)を考えるに、ブラウザの「Cookie」という言わば追跡情報が含まれるデータを一度削除することが有効となる場合があります。
ブロックされていないサイトも有り、継続して注意が必要
ただ、「ブロックされるから安心」という訳でもなく、次々新しい転送先サイトが作成されている関係で、Googleにブロックされずに偽ページへ飛ばされてしまう場合もあります。
あらかじめどのようなページが表示されるのかを見ておくと、いざ表示された場合に気が付けます。次のページで紹介している例などを参考にしてみてください:
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