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料金の「払込書」や「納付書」に「Pay-easy(ペイジー)」マークがある場合、よくある「銀行振込」をより便利にした「ペイジー支払い」という支払い方法が利用できます。
Pay-easy(ペイジー)を使うと、ペイジー専用の番号を入力するだけで、簡単に料金の支払いをすることができます。
税金の支払いにも「ペイジー」が使えるケースがとても多くなっています(※毎年支払うような税金の場合、口座振替の手続きを済ませてそれ以降はおまかせするのが便利。それまでの単発支払いはペイジーが便利)。
ペイジー自体は、インターネットバンキングから24時間支払いができて便利なのですが、「インターネットバンキングが使えない、使う準備が出てきていない、ATMで操作する方が安心する」といった場合には、銀行ATMからも、ペイジー(Pay-easy)での税金・料金支払いが可能です。
今回は、「銀行ATMからペイジー支払いがしたい」人向けに、その手順の具体例と、手数料などの気になる情報や、振込に必要なものなどを紹介します。
目次
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Pay-easyで支払うために必要なもの
ペイジー(Pay-easy)で税金や料金を支払うためには、まずペイジーの支払いに使う専用の番号が必要です。
例えば税金系の場合は、振込用紙系(通知書)の紙の左上に書かれている、「収納機関番号」「納付番号」「確認番号」「納付区分」の4つの番号を使います:
- 収納機関番号
- 納付番号
- 確認番号
- 納付区分
その他のチケットなどの料金支払いの場合は、「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」の3つを利用します。
- 収納機関番号
- お客様番号
- 確認番号
また、支払い自体は「現金」もしくは「銀行口座(キャッシュカード)」から行います。
現金は少し制限が厳しい場合があるので、銀行口座を持っている銀行のATMから、キャッシュカードを使って支払いするのがおすすめです。
銀行ATMからペイジー支払い可能な時間は?
ペイジー自体は24時間受け付けているのですが、それはインターネットバンキングなどの場合で、銀行ATMの場合は必ずしも24時間というわけにはいきません(とはいえ、平日24時間対応、のケースは多いです)。
支払いに利用したい銀行ATMごとの、ペイジーが利用可能な時間帯を調べてみてください。見た範囲では、ペイジーだけ特別時間が厳しい、ということはないようです。
- ゆうちょ銀行ATM:ゆうちょATMのご案内-ゆうちょ銀行
- 三菱東京UFJ銀行:三菱東京UFJ銀行のATM:三菱東京UFJ銀行のキャッシュカード・通帳をご利用のお客さま | 三菱東京UFJ銀行
- 三井住友銀行:Pay-easy(税金・各種料金の払込サービス) : 三井住友銀行
- みずほ銀行:みずほ銀行 : みずほダイレクトご利用時間
- りそな銀行:Pay-easy(ペイジー)税金・料金払込サービス│決済・納税│りそな銀行
銀行口座がある銀行ATMで、自分の銀行口座から送金した方が、現金よりも受付時間に余裕があります。また、提携コンビニエンスストアからは対応していない場合があるので、提携ATMを利用したい場合は、その対応状況にも注意してください(いつもコンビニから引き出してるからきっと24時間大丈夫だろう、など)。
手数料は?
手数料は、「多くの場合無料であるものの、「銀行」と「収納機関(=送金先の団体)」の組合せによっては、払込手数料がかかる場合がある」が基本のようです。
参考:支払いに手数料はかかりますか?|よくあるご質問|いつでも、どこでも、ペイジー。
みずほ銀行の場合
たとえば、みずほ銀行の場合、手数料無料の場合が多いものの、手数料がかかる場合もあり、その場合は、3万円未満であれば108円、3万円以上の場合、現金払いだと324円、キャッシュカード(みずほ銀行の口座)からであれば216円、とのことです。
払込手数料は原則かかりませんが、収納機関または料金の種類により、払込みの都度、払込手数料がかかる場合があります。 (みずほ銀行:Pay-easy)
三菱東京UFJ銀行の場合
三菱東京UFJの場合は、ATM利用手数料無料の表示なのですが、よく見ると例外に関する言及があります。
- 三菱東京UFJ銀行:「※収納機関または料金の種類によっては、手数料がかかる場合があります。くわしくは各収納機関までお問い合わせください。(三菱東京UFJ銀行のATM:三菱東京UFJ銀行のキャッシュカード・通帳をご利用のお客さま | 三菱東京UFJ銀行)」
その他の銀行の場合
その他もだいたい同じような「基本無料、一部有料」という構成です:
- ゆうちょ銀行:「Pay-easy(ペイジ-)税金・料金払込サービスの払込み料金は原則無料(Pay-easy(ペイジー)-ゆうちょ銀行)」
- 三井住友銀行:「払込手数料は原則かかりません。ただし、収納機関または料金の種類によっては払込手数料がかかる場合がございます。その場合の払込手数料は、216円(消費税込)です。(Pay-easy(税金・各種料金の払込サービス) : 三井住友銀行)」
- りそな銀行:「ご利用にあたり、原則手数料がかかりませんが、一部の料金では収納機関との取り決めにより手数料がかかる場合があります。(Pay-easy(ペイジー)税金・料金払込サービス│決済・納税│りそな銀行)」
銀行ATMからペイジーが利用できない場合に注意
銀行ごとに、利用可能な収納機関一覧が用意されています。収納機関一覧に含まれていない機関が送金先の場合、その銀行ATMからは支払いできないので、注意してください。
税金以外は、「チケットを購入したサイトの名前」や「商品を購入したお店の名前」などではなく、あくまで「収納機関番号」を頼りに「収納機関(代行業者など)」などが対象になっているかを確認してみてください。
【手順】銀行ATMでの操作方法の例
いざ銀行ATMに行ってみてから、実際にペイジー支払いを終えるまでの操作内容を紹介します(細かい手順はみずほ銀行+税金支払いで説明しています)。
大事なのは最初にPay-easy(税金/料金払込)を選ぶこと
ペイジーは既に銀行を使ったメジャーな支払い手段となっているようで、ATMの「最初の画面」にある「Pay-easy」「ペイジー」「税金・料金支払い」といったボタンを探して、画面を押してしてみてください。
みずほ銀行ATMの場合は、ATMの画面右下にある「Pay-easy 税金/料金払込み」ボタンを押します。
この最初のところで「支払いだから」と「お振込」ボタンや「その他お取引」ボタンに先に手が伸びてしまうと、「ペイジー支払いが見つからない」「ペイジーでの支払いがATMでできなかった」といったことになってしまいかねないので、注意してください。
あとは番号を入力していくだけ
ここからは、先ほどの「ペイジー用の番号」を順番に入力していきます。
ペイジーの場合、銀行振込とは違い、振込先の銀行口座を選んで支店を探すような操作は不要で、ひたすら番号を打ち込むだけで支払先の指定が完了します。
「収納機関番号」の入力
まず、一番最初の数字「収納機関番号」5ケタを入力します。
「納付番号」の入力
次に、「納付番号」12桁を入力します(※料金支払いの場合は、「お客様番号」の入力となるはずで、税金を納める場合と少し入力内容が変わります)。
「確認番号」の入力
次の画面では、「確認番号」6桁を入力します。
「納付区分」の入力
最後に、「納付区分」3桁を入力します。
振込内容の確認
すると、以下の情報が表示されるので、内容を確認して「進む」を押します。
- 振込先
- 納付番号
- お名前(自分の名前)
- 振込内容
- 振込金額
キャッシュカードの暗証番号入力
銀行のキャッシュカードを挿入して、暗証番号を入力します。
支払い完了
みずほ銀行の場合は、これ以上の確認画面が挟まることはなく、すぐさま支払が行われ、キャッシュカードと明細票が出てきて、手続きが終了しました。領収証書の発行などはありません。
その他のパターン
別の銀行ATMの場合は、納付書を読み込んで、番号の手入力を自動で行ってくれる場合もあるようです。
参考
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