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2018年9月1日18時ごろより、ウイルス対策ソフト「avast(アバスト)」のAVAST Software社が提供するChrome拡張機能/Firefoxアドオンである「avast online security(アバストオンラインセキュリティ)」が「警告 このウェブサイトはコンピュータに有害な可能性があります」という警告を表示して、Twitter(twitter.com)をブロックする問題が発生しています。
この警告が表示されると、Twitterの画面を操作できない状態になります。
この問題について。
目次
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Twitterがavastにブロックされる
2018年9月1日18時ごろより、avast Online Securityから次の警告が表示され、Twitterがブロックされる問題が発生しています:
avast Online Security
警告
このウェブサイトはコンピュータに有害な可能性があります。
[このサイトから出る]
また、同じドメインを利用しているTweetDeckも同様に「非常に危険です」としてブロックされています。
この警告が表示されると、警告の裏側に表示されているtwitter.comをクリック操作することができない状態となります。
この影響で、TwitterおよびTweetDeckが利用できないユーザーが急増しています。
誤検知?
現在多くのユーザーに対してこの警告が表示されています。
しかし他社のウイルス対策ソフトウェアで特に何かが検知されはじめたということもないため、現時点ではavastが何らかの誤検知をしているのではないかと考えられます。
とはいうものの、Twitterには数々の広告が埋め込まれていることもあり、Twitterそのものに問題がなくとも、広告などが原因でブロックが行われている可能性も考えられます。
続報に注意するようにしてください。
今のところ、avastの公式Twitterアカウントからこの問題に対する告知などは行われていない模様です。
「非常に悪い」の評価
avast online securityのアイコンをマウスオーバーさせると表示されるツールチップ表示を確認したところ、
Avast - このサイトは「非常に悪い」と評価されています(ブロックした脅威)
という原因のもと「このサイトは危険です」と表示されていることが分かりました。
Avast Online Securityの持つ「良い」「悪い」の評価機能などにより、Twitter.comが悪いサイトとしてavastに認識された可能性が考えられそうですが、はっきりとしたことは分かっていません。
「設定から『フィッシング詐欺対策』のチェックを外せば警告が出なくなる」について
現在この警告に対して、「フィッシング詐欺対策」のチェックを外せば警告が出なくなる、との情報が広まっています。それ自体は確かですが、その他のサイトに対する警告も表示されなくなってしまう対策となるため、その回避策の利用はおすすめできません(avast Online Securityにtwitter.comを除外できるホワイトリスト機能があればそちらを利用するほうが良いのですが、avast Online Security自体に除外設定が可能な項目は用意されていないようです)。
その他、この警告を回避する手段として、「avast Online Securityアドオン/拡張機能をFirefox/Chromeから削除する」という方法や、「TwitterのみInternet Explorer 11を利用する」「TwitterはiPhone/Androidスマートフォンから利用する」「DevTools等を利用して警告のポップアップ表示を消す」などの手段を利用するユーザーが増えている模様です。
その後:「このサイトは危険です」解消
19時34分に確認したところ、avastによるtwitter.comの有害サイト判定は解除され、通常通り閲覧できるようになりました。
引き続き警告が表示される場合は、ブラウザの再起動を行ってみてください。
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