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現在、台風の影響で広い範囲で発生している大規模な停電に関して、電話で問い合わせを行う利用者が多い状態が続いています。関西電力が提供している、停電や電気設備に関する問い合わせを受け付けている「送配電ダイヤル」にも電話が集中し、現在繋がりにくい状態となっているようです。
この問題とその普段の停電とは異なる状況/背景について。
目次
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電話が繋がりにくい状態
現在、関西電力が停電や電気設備に関する連絡・問い合わせを受け付ける「送配電ダイヤル(0800で始まる)」へ電話をかけたものの、「電話が繋がらない」「何度かけてもつながらない」というユーザーが多い状態が続いています。
住んでるとこバレになりますが。
— 優希 (@yuuki3nnk) 2018年9月4日
関西電力電話4時間かけても繋がらないし、豊中市も対応できてないし。
豊中市たくさん停電したままです。
冷蔵庫の中も心配だし、暑いし。
マンションじゃないので水が出るからましですが。。。
いつ復旧するんやろ。。。
だれか関西電力電話繋がった人居てないのー。
— れなさん。 (@xpkpk) 2018年9月4日
全然繋がらん。
いつになったら電気復活してくれるのー。
朝までかかるのー。
中には200回以上電話をかけてもつながらなかった、といった利用者が多いようです。
電話をかける理由については、「いつ電気が直るのか」を早く知りたい、「いつ電気が復旧するのか」問い合わせたい、というケースが多いようです。
停電情報ページ
もともと関西電力の「よくある質問」では、復旧予定について知りたい場合、「停電情報公開サービス」にある「復旧見込み」情報を確認するように、と案内されています:
いつ電気が点くのかを確認したいのですが、どうすればよいですか。
「停電情報公開サービス」の停電情報詳細画面では、「復旧見込み」情報を掲載しております。
ただし、復旧作業の状況により、復旧予定情報は見直される場合がございます。 (引用元)
電話が殺到する背景
しかし今回の台風に伴う停電については特別な状況となっています。
というのも実は本日昼過ぎより長時間にわたって、停電情報公開サービスが機能していない状態となっているのです。
そのため、本来は停電情報公開サービスを見れば復旧予定が分かったはずの利用者が、電話をかけて確認するようになっている、といえます。
その結果、もともと関西電力が想定している量を遙かに超える「電話問い合わせ」が殺到してしまっていることが考えられます。
近年例のない規模
もともとそのようなシステム障害がなくとも、今回の台風21号の影響による停電規模は「近年例のない規模」とのことなので、(ただそれだけで問い合わせが殺到してしまいそうですが、)さらにそこに「インターネットで復旧予定が確認できない」というトラブルが加わって、全く電話がつながらない状態が極端に深刻化してしまっている、と言えそうです。
したがってまだしばらく、特に停電情報ページが復旧するまでは電話が繋がりにくい状況が続きそうです(とはいえ「電気が復旧した」「停電が直った」との報告も次々増えているため、徐々に繋がりにくい状況は改善されていくはずです)。
停電情報公開サービスが復旧していないかを確認
そのため、何度か電話してつながるかを試しつつ、定期的に停電情報ページが復旧していないかを確認してみるようにしてください。
また、初めから電話問い合わせを意識していて、まだ停電情報ページを一切見ていない、という場合は、(確かに普段通りとは行かないのですが部分的に情報が提供されているので)、一度確認してみてください。
「配送電ダイヤル」の電話番号のもうひとつ重要な役割
上記のような背景で電話が殺到し、ほとんどつながらない状態になってしまっている関西電力の「配送電ダイヤル」ですが、「(現在正常に機能していない)停電情報のページ」の後半部分にその電話番号が掲載されています。
ただその電話番号に「こういう場合に電話してね」と誘導している文章は次のとおりです:
切れた電線が垂れ下がったり、電柱が傾いていたりしても、絶対に近づかないようにしてください。
また、こうしたことを発見された場合には、下記の送配電ダイヤルまでご連絡下さい。 (引用元)
つまり、確かに停電全般、送電設備に関する問い合わせを広く受け付けてはいるものの、より危険に直結するタイプの問い合わせもこの電話番号で行っていることが分かります。
そのため、極力危険を発見した人が関西電力にスムーズに連絡をできる状況を作るという意味では、あまり立て続けに電話しすぎることなく、適度な間隔で電話を行い、切れた電線や傾いた電柱の連絡を優先させられると良いのかも知れません(とはいえ停電の復旧予定なども非常に深刻なケースがあり得る問題なので、そこは考慮してください)。
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