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Chromeでアドレスバーから特定サイト内を検索する際に、1文字目の入力で、IMEの変換が勝手に確定されてしまう問題がしばらく前から発生し続けています。
この不具合と、修正予定について。
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Chromeの検索バーで1文字目が勝手に確定されてしまう
おそらく1ヶ月以上、Chromeの検索窓でURLを指定したり、特定の検索エンジンを指定してTabキーを押した場合に表示される検索機能で、1文字目のアルファベットが勝手に確定してしまい、2文字目以降しか漢字変換の対象にならない不具合が発生し続けています。
例えば「yahoo.co.jp」と入力してから「Tab」キーを押して、その後「漢字」と入力するために「kanji」と「Space」キーを入力して変換してみても、気が付くと次のように1文字目の「k」が勝手に確定されてしまっていて、「k暗示」となってしまいます:
文字を入力し直したり、無駄に半角スペースを最初に押してから入力を始めれば回避できる問題ですが、自然な流れで入力すると毎回間違っていて、さらに検索まで実行してしまって表示された検索結果を見てから初めて気が付くなど、かなり厄介な現象です。
最初はタイプミスかと思ったのですが、確認してみるとやはりどうやらChromeに存在しているIMEの動作不具合だろう、ということが分かりました。MSIMEでもGoogle日本語入力でもATOKでも関係なく発生します。
なかなか直らない
この不具合、IMEを使っていてサイトや検索エンジンを指定した検索機能を使っていればすぐに発生し、すぐに気が付くため、正直かなり目立つのですが、しばらくしても直らず、一体いつ直るのか、まさか当分直らないのではないかと思い始めました。
Chromiumのバグレポートを探してみる
そこで、Chrome、のもとになっているChromiumブラウザのバグレポートを検索して、不具合の登録状況やトリアージ状況、改修状況について調べてみることにしました。
今回問題が発生する、Chrome上部に表示されているアドレスバー兼検索窓の正式名称「Ominibox」です。それを把握しつつ、SearchやらIMEやらfirst characterやらで検索してみると、いくつか同じ症状についての報告が見つかりました(Issues - chromium - An open-source project to help move the web forward. - Monorail" title="検索場所">検索画面)。
次のバージョンで直りそう?
そこから「こっちのバグレポートと重複しているよ」と案内されていた先がこちら:
こちらの内容を確認してみると、既にStatusはFixedになっていました。そして次の通り、現在Chrome自体は72ですが、次のバージョン73でどうやら修正されているようです:
Confirmed the issue is resolved using the latest Dev 73.0.3679.0 with Microsoft Japanese IME and traditional Chinese new phonetic IME on Windows 7.
(引用元)
もう少しの辛抱らしい
というわけなので、放置されてしまっていたわけではなかったみたいです。どうやらもう少しすれば直るようなので、あともう少し、待ちたいと思います。
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