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【Excel/Word】「自分のデータを自分で管理する」設定の流れと毎回表示される問題について

Excel (33) Microsoft Office (31) Word (7)

2019年5月6日頃より、ExcelやWord、OutlookなどのMicrosoft Office製品を起動した際に、「自分のデータを自分で管理する(Your data, controlled by you)」「適切な動作」画面が表示されて、「次へ」を押すとどうなるのか疑問に思ったり、「バツで閉じれない」「何度も表示されてしまう」などと困ってしまうユーザーが発生しているようです。

そこで今回は、このウィンドウが表示されてからの設定の流れと、起動するたびに何度も表示されてしまう問題について紹介します。

「自分のデータを自分で管理する」

現在、ExcelやWordなどのOffice製品起動時に表示されるユーザーが増えているのは、次のダイアログです:

自分のデータを自分で管理する

Office に委ねる場合でも、そのデータの所有者はユーザーのままです。Microsoftのポリシーにより、Microsoftが広告のためにデータを使用することはなく、Microsoft以外による広告目的でのデータの使用も許可されません。

Microsoftが収集するデータとその使用方法を確認できるよう、Officeのプライバシー設定が更新されました。その内容を見てみましょう。

このウィンドウが表示されると、このウィンドウに対処するまで、Excel・Wordなどの、利用しようとして起動したOffice製品を操作することができません。

突然表示されたこのウィンドウについて、「閉じれない」と、余計なものだから消したいと考えるユーザーも多いようです。というのも、このウィンドウの末尾は、「その内容を見てみましょう」という新機能の紹介のような文面だからです。

しかし「次へ」をクリックすると明らかになりますが、実はこれは新機能の単なる紹介ではなく、必須の設定を促すようなダイアログです。

「適切な動作」

実際、「次へ」をクリックすると次の画面が表示され、「オプション」扱いとされているデータの扱いに関して「はい、オプションのデータを送信します」か「いいえ、オプションのデータを送信しません」のどちらかを選択するまで「確認」ボタンを押すことができません。新機能の紹介である一方で、同時に設定を行うための機能でもあるダイアログです。

適切な動作

(必須)Microsoftでは、Officeがインストールされているデバイスで、Officeのセキュリティ、最新の状態、適切な動作を維持するために必須の診断データを収集しています。このデータは、Officeの基本機能に関連していて、ユーザーの名前、ファイルの内容、Officeとは無関係なアプリに関する情報は含まれません。

(オプション)追加の診断データと利用状況データをMicrosoftに送信していただけると、継続して改善を行うことができます。これらのデータには、ユーザーの名前、ファイルの内容、Officeとは無関係なアプリに関する情報は含まれません。

Officeに関するオプションのデータをMicrosoftに送信しますか?
・はい、オプションのデータを送信します
・いいえ、オプションのデータを送信しません

[詳細情報] [確認]

関連:Office の診断データ - Office サポート

「エクスペリエンスの強化」

選択して「確認」をタップすると、「エクスペリエンスの強化」が表示され、「完了」をクリックすると一連のダイアログは終了となります。

エクスペリエンスの強化

Officeには、Office.comからダウンロード可能なテンプレート、選択したユーザーとファイルを共有するためのOneDriveファイルストレージなど、オンラインサービスに接続するエクスペリエンスが含まれています。これらのエクスペリエンスを使用する場合、Officeは診断サービスのデータを取得します。また、これらのサービスの中には、ユーザーコンテンツを分析して候補やおすすめを提供するものもあります。

これらのプライアシー設定を調整するには、以下にアクセスしてください:
[ファイル] > [アカウント] > [アカウントのプライバシー]
[詳細情報] [完了]

関連:Connected Experiences in Office - Office サポート

完了クリックで普段の利用に戻る

この最後に表示される「完了」をクリックすることで、(今回は最初に起動したExcelで表示されたので)Excelの利用を再開することができます。

バージョン1904アップデートの影響

このダイアログが表示されたOffice 365 SoloのExcelからバージョンを確認してみると、その詳細なバージョン番号は「バージョン1904」になっており、また、その新機能のお知らせの中には「プライバシー制御」というアップデートが含まれており、このアップデートが行われたことが原因で「自分のデータを自分で管理する」が表示されたものと考えられます。

プライバシー制御: 診断データおよび関連するエクスペリエンスに関する新しく更新されて改善された制御。

引用元

このバージョンはちょうどOffice製品のアイコンデザインがリニューアルされたバージョンでもあります。

何度も繰り返し表示される・毎回表示される問題について

この「自分のデータを自分で管理する」ウィンドウについて、何度も繰り返し、ExcelやWordなどを開くたびに表示されてしまうユーザーが発生している模様です。

この現象について詳しいことは分かっていませんが、その場合は、Microsoftアカウントでのログインが正しく行われているか、アカウントの状態に問題がないかを確認するようにしてみてください。ログイン中のアカウントに関する情報は、ExcelやWordの画面の右上、バツボタンなどが並んでいるエリアに表示されているアカウント名をクリックして確認することができます。そこにエラーや警告表示が出ている場合、ログインが正しく行われていない可能性があります。

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