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Zoomミーティングの参加用URLを開いた際、「このホストは既にミーティングに参加中です」と表示され、ミーティングに入ることができない場合があります。
このメッセージは、「既にミーティングに参加しているなら、一体何を待っているのか」と思ってしまうようなメッセージで、表示される理由がよく分からず困ってしまうユーザーが発生している模様です。
このメッセージは、iPhone版ZoomおよびAndroid版Zoomで現在表示されているエラーメッセージですが、Windows版やMac版、Android版では同じシチュエーションでも別のメッセージが表示され、それらのほうがより原因が分かりやすくなっています。
今回は、それらのメッセージおよび、このメッセージが表示される原因と対策について紹介します。
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「このホストは既にミーティングに参加中です」エラーで参加できない
iPhone版ZoomやAndroid版Zoomにて、招待用URLなどからミーティングに参加しようとした際、次の画面で止まってしまい、ミーティングに入れなくなってしまう場合があります。
○○○○のZoomミーティング
このホストは既にミーティングに参加中です
ミーティングID 000 0000 0000
時刻 10:00 午前 日本標準時
日付 2020-05-01
ホストの場合は、サインインしてこの会議を開始してください
[サインイン]
このエラーを見ると、「既にミーティングに参加中なら、どうしてミーティングに入れないの?」と思ってしまうかも知れません。
しかし非常に紛らわしいのですが、実はホストはまだ「この」ミーティングには参加していません。
原因
どういうことかというと、このエラーが表示されるのは、ホストが「別の」ミーティングに参加してしまっている場合です。他のミーティングに参加中であるため、現在参加しようとしたミーティングには参加しておらず、ホストを待っている状態です、という意味となります。かなり紛らわしいメッセージです。
状況としては、ミーティングが開始されていないパターンと同様なのですが、ただホストがミーティングを開始していないだけでなく、ホストが別のミーティングに参加中で、まだ戻ってくるのに時間がかかりそうな状態であることを示しています。
Windows・Macはもう少し分かりやすい
この紛らわしさ、かなり分かりにくいのですが、実はWindows版ZoomやMac版Zoomであれば、今回紹介したiPhone版よりは分かりやすい日本語のメッセージが表示されるようになっています。
Windows版とMac版のメッセージを順番に並べると、以下の通りとなります:
ホストには進行中の別のミーティングがあります。
ホストが別のミィーティングを主催中です。
このように、どちらも「別の」と書かれており、最初に発生したような「どういう意味なの???」というような混乱は生じないようになっています。
英語版は分かりやすい
また、今回の日本語メッセージの翻訳元であろう英語版では、次の通り「another meeting」とされており、「別のミーティングに参加中」という理由が非常に分かりやすくなっています。
The host has another meeting in progress
対策
このように、かなり分かりにくいメッセージでしたが、とにかく「ホストが他のZoomミーティングに参加中」ということなので、前のミーティングが長引いている可能性があります。
そのため、そのミーティングが終了し、こちらのミーティングに参加してくれるのを待ったり、メールやチャットなどを送信して待っていることを知らせるなどの対応を行ってみてください。
また、間違えて別のURLから別のミーティングに参加し、「誰も来ない」と待ってしまっている可能性や、その逆で、自分が別のミーティングに入ってしまっている可能性もあるので注意してください。他の参加者と連絡が取れる場合は、その参加者も同じ状態になってしまっているかどうか、尋ねてみると良いかも知れません。
なお、「このホストは既にミーティングに参加中です」が表示されてしまうと、ホストがミーティングから抜けても表示が切り替わらないようなので、表示が全く切り替わらない、という場合は、一度退出してから入り直してみるようにしてみてください。
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