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Androidスマートフォン(docomo F-03K)に「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」をインストールした際に、「Exposure Notification機能は非対応の状態です」エラーが表示されてしまい、その後「BluetoothがOffになっています。Bluetoothを有効にしてください」というエラーメッセージに従ってBluetoothを有効にしても「新型コロナウイルス接触確認アプリを終了しました」エラーが表示されてしまい、アプリを開いてもすぐに落ちてしまう(強制終了する)状態になってしまいました。
そのときに行った対策と、最終的にアプリの「接触の検出」を有効にできた手順を紹介します。エラーの発生原因によって、どの対策が有効なのかも変わってくるかと思うのですが、試してみるべき対策の候補の参考にしてみてください。
目次
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「Exposure Notification機能は非対応の状態です」エラー
「docomo F-03K らくらくスマートフォンme」を使用してGoogle Playストアから「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」をインストールし、Bluetoothを利用した接触検知を有効化する画面まで進んで「有効にする」をタップしたところ、次のエラーが表示されてしまいました:
Exposure Notification機能は非対応の状態です。
このエラーが表示されたたものの、そのまま「通知をご利用いただくために」画面に進み、さらに先の画面に進むことはできたのですが、今度は次のエラーが表示されてしまいました:
BluetoothがOffになっています。
Bluetoothを有効にしてください。
しかしここからホーム画面へ進もうとした直後、次のエラーが表示され、アプリが落ちてしまいました(強制終了してしまいました):
新型コロナウイルス 接触確認アプリを終了しました。
[レポート]
※「レポート」はクラッシュレポートを開発者に送信するためのボタンと思われるのですが、タップしても特に何も表示されず、そのまま閉じるのみ、という挙動でした。
Bluetoothをオンにしても落ちる
そこで確認してみると、確かに本体の設定がBluetoothオフだったため、Bluetoothをオンに変更してみました。
しかし、Bluetoothをオンにしてから接触確認アプリを開き直してみても、開いた直後に強制終了してしまう状態は改善されませんでした。
再インストールしても落ちる
さらにその後、接触確認アプリを一度削除して再インストールしてみたのですが、再インストール後再び接触検知を有効にしようとしたところで再びアプリが落ちてしまい、改善されませんでした。
Google Play 開発者サービスのアップデートを確認
ここで、アップデートが不十分で「Exposure Notifications」という新しい仕組みが利用できない状態なのではないかと考えました。
iPhoneの場合は、Exposure Notification機能を利用するために、iOSのアップデートが必要でしたが、Androidの場合はAndroid 6以上であれば充分、とのことで、「その新しいAPIが利用可能になるアップデートがどのように配信されるのか」と少し気になってはいたのですが、調べてみるとどうやら、「Google Play開発者サービス(Google Play Service)」のアップデートとして提供されるようでした。
According to a company representative today, Android will be leveraging Google Play services to ensure that devices get contact tracing capabilities without a full OS update.
(引用元)
そこで、Google Play開発社サービスがアップデート済みかどうかを確認してみましたが、つい最近アップデートされており、問題はなさそうでした(バージョン 20.21.17)。
本体を再起動
しかし、アップデート以降に本体の再起動が必要なのかもしれないと考え、ここでAndroidスマートフォン本体の再起動を行ってみました。
すると、Google Play開発社サービスの再起動後だからか、一度エラーが発生した状態がリセット等されるきっかけになったためか、再度接触確認アプリを起動してみたところ、エラー落ちせずに、「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の濃厚接触の可能性の通知をオンにし」という確認ダイアログが表示され、「ONにする」を無事タップすることができました(※このダイアログは、初期設定時にエラーが表示されていなければ、「接触検知をご利用いただくために」の「有効にする」ボタンをタップしたときに確認として表示されるはずなのですが、今回は既にそこでエラーが発生した後ホーム画面にたどり着いたもののエラーで強制終了してしまったままの状態のアプリを起動して、ホーム画面が表示されたタイミングで表示されました)。
アプリ内の設定がオンになっているか確認(オフだったので有効に)
これでBluetoothによる濃厚接触検知の通知がONにできたようにも見えたのですが、確認のために接触確認アプリのホーム画面左上のメニューボタン(3本線ボタン)をタップしてから「アプリの設定」を開いてみたところ、「接触の検出」がオフになっていたため、「オン」への変更を行いました(このとき通知もオフのままだったので、同時にオンにしました)。
無事今回接触確認アプリを起動することに成功したのですが、アプリ内の設定の確認も行っておくと良いかも知れません(もしくは、設定を最初からやり直すために、もう一度再インストールしても良かったのかも知れません)。
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