スポンサーリンク
macOS Big Sur のMacBookにて、アプリを「Launchpad」内に表示されたアイコンを長押して表示される「バツ」ボタンから削除(アンインストール)したところ、「アプリケーション」フォルダにはアプリが残ったままになり、App Storeの表示も「開く」のままで、アプリが削除できていない状態になってしまいました。
このときの挙動や対処方法についてメモしておきます。
スポンサーリンク
アプリを削除できない
App Storeからインストールしたアプリを削除する方法には、(1)アプリケーションフォルダからゴミ箱に入れる、という方法の他に、(2)Lanunchpad を開いて表示されるアプリのアイコンを長押ししてから「バツ」ボタンをクリックして削除する、という方法があります。
この2つの手順は次の公式ヘルプで紹介されている方法です:
今回(2)のLaunchpadからアプリを削除する方法を試してみたのですが、アプリを削除した後もDockからそのアプリを起動できることに気が付き、アプリ本体が削除されずに残ってしまっていることが分かりました。
Lanuchpadからはアプリのアイコンが消えているのですが、「アプリケーション」フォルダの中にあるアプリはそのまま残ってしまい、アンインストールできていない、まるで、ショートカットだけを消したかのような状態でした。
また、「App Store」でアプリのページを開いてみても、「開く」ボタンが表示されたまま、アプリがアンインストールできていない状態となっていることが確認できました。
ここで「もともとLanunchpadからの削除はLanunchpad内にしか効果がないのかもしれない(ヘルプを読んでもそうは読めないが)」と考えたのですが、Macを再起動するとLaunchpadにアイコンが復活したり、Lanunchpadからの削除でもアプリケーションフォルダ内のアプリが消えることがあり、消えたり消えなかったりする、といったことが分かりました。
※Appleシリコン(Apple M1)搭載のMacBook Air (M1, 2020)で発生し、Appleシリコンに関連する問題かもしれないと一瞬思ったのですが、別のmacOS Big Surへのアップデート済みのMacBook Proでも同様の挙動となりました。
対策
この「Launchpadからアプリを削除しても消えていない、復活する、消えないことも或」といった症状の対策としては、次の2つの方法が利用できました。
Launchpadからの削除を成功させる
まずひとつは「Lanunchpadからの削除にこだわる」方法で、Macを再起動した直後、他の操作を行わずにすぐLaunchpadを開いてアプリを削除する、というものです。
Launchpadからの削除はアンインストールに成功したり、していなかったり、が発生するのですが、どうもmacOSの再起動直後であれば成功するようでした。なおこのとき、再起動後にアプリが自動起動してしまわないように注意してください。
成功すると無事「アプリケーション」フォルダから消えますし、「App Store」の表示も「開く(またはアップデート)」ボタンから、「雲マーク(一度インストールしたことがあるものの削除済みで再インストール可能な状態)」に変わります。
アプリケーションフォルダから削除する
もうひとつの方法は、「アプリケーションフォルダからも削除する」という方法です。Finderで「アプリケーション」フォルダを開いた後、消したいアプリを右クリック(2本指クリック)してコンテキストメニューを開き、「ゴミ箱に入れる」を選択します。
すると、アプリケーションフォルダに残ってしまっていたアプリを消すことになり、アプリ本体の削除に成功してアプリを起動できない状態にできます。
※「ゴミ箱に入れる」を行った際に、クリックしても起動できない「?(はてな)」マーク付きのアイコンがDockに残ってしまう場合があります。そうした場合は、そのDock上のアイコンを個別に削除するようにしてみてください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク